おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

旅行

明治村で撮った写真をみて

写真を撮るのは決して上手ではないので、スマホカメラの性能に大きく助けられています。旅先では積極的に写真を撮るようにしているのですが、理由は大きく三つかな。 ・思い出になるから ・ブログに使えるかも知れないから ・後々、思わぬ発見があったりする…

博物館明治村

犬山市には『博物館明治村』という野外博物館があります。犬山城とその周辺を見学後、遅めのお昼ごはんを明治村で食べようという計画で、バスで向かったのでしたが、完全に失敗!明治村は朝から晩まで、それこそ1日かけても回りきれないような、それはそれ…

犬山の「わんわん」

犬山市の『城とまちミュージアム』に飾られていたこちら ↓ 短歌を書き出しますね。 四方から集まる人の高声もわんわんといふ犬山の市 「わんわん」とは声や音が響く様子を表すオノマトペですが、言わずもがな、犬の鳴き声とかけているわけで、上手いもんです…

凄いぞ、見たいぞ、犬山祭

犬山は犬山城見学後もお楽しみは盛り沢山でした。 城下町の姿が往時のままに遺され、かつ現代風のショップやカフェとしても活用され、ぶらぶら歩きもとても楽しい。そして、『城とまちミュージアム』『からくりミュージアム』『どんでん館』など、規模として…

犬山城で話しかけた

犬山城の最上階である4階は高欄の間と呼ばれ、廻縁(まわりえん、今で言うベランダかな)への出入り口があります。その廻縁からの眺めを楽しもうと、人々は長蛇の列を作るらしいです。らしい、と言うのは、私達が行った時はそれ程の混みようでも無かったの…

国宝・犬山城

犬山市には『犬山城』がある! 子供の頃から知っていました。国宝である、ということも知っていました。そして、「国宝である」と知っていると言うことはすなわち、「にもかかわらず、個人の所有である」ということも知っていたと言うことです。夫も、 「犬…

犬山橋(ツインブリッジ)

木曽川にかかる犬山橋を渡りました。 「長い橋だなー。眺めがいいなぁ。並行して鉄道橋も架かってるんだね」 写真の左側が鉄道橋、右に見えるのが歩行者・自動車用の橋の歩道部分です。どちらも「犬山橋」なのですが、歩行者・自動車用橋の方には「ツインブ…

木曽川を渡る

『トヨタ産業技術記念館』見学後、宿泊予定地である犬山市に向かいました。電車で30分ほどです。 宿泊を犬山市のホテルに決めたのは、『犬山城』と『明治村』見学のためです。私も同行の夫も、犬山市と聞けばこの二つぐらいしかイメージがなかったのですが、…

フードマスコット

『トヨタ産業技術記念館』の繊維機械館を見終え、自動車館の方へ向かいました。 本当に申し訳ないのですが、車って全くと言っていいほど興味を惹かれないんですよね。なので、見学していても車そのものや作る工程より、どうでもいいような脇道に逸れたことば…

綿(わた)の種

『トヨタ産業技術記念館』にて。 綿花の造花(?)です。この綿から糸を紡ぎ、綿織物を織るわけです。 私は以前本物の綿花を見たことがあって、綿花には大きな種がいくつも入っていて、その種を取り出すのは容易ではないと知っていました。何か難しい仕掛け…

トヨタ産業技術記念館

名古屋市の『トヨタ産業技術記念館』見学の記録です。 『トヨタ産業技術記念館』は繊維機械館と自動車館の二館で構成されています。私は車にはあまり知的好奇心が向かないので、繊維機械館の方が圧倒的に面白かったのです。 そして、分かったことがあります…

旅のお供は知的好奇心

私は知的好奇心は旺盛なのですが、好奇心は旺盛ではないのです。 広辞苑によりますと、好奇心=珍しい物事、未知の事柄に対する興味。知的=知識・知性に関するさま。となっています。私なりに解釈しますと、「好奇心」は物事に対する興味なので、その興味を…

蜜柑畑と納豆汁

青森県はリンゴの産地として有名ですが、津軽地方では夏の暑さをいかして、自家用程度であれば様々な果物が採れるのです。桃、梨、サクランボ、プルーン、イチジクなど。でも、流石に冬の果物である蜜柑は無理ですね。収穫の遅いリンゴだって、11月の下旬に…

江之浦測候所

江之浦漁港を見下ろす丘の上。かつては3,000坪の蜜柑畑だったそう。その地に芸術家の杉本博司氏が、自らの感性・美意識を注ぎ込んで作り上げた屋外型美術館が『江之浦測候所』です。 完全予約、1日2回入れ替え制。見学料3,300円。行くべきです。私達は12月と…

小田原市江之浦に泊まる

一泊目は小田原市の江之浦というところに見つけたホテルに泊まることにしていました。というのは、翌日は『江之浦測候所』という憧れの美術館見学の予約をとっていたからです。ホテルから『江之浦測候所』までは徒歩15分ほどかな。皆荷物はあるけれどゆっく…

神奈川県立生命の星・地球博物館

博物館は四時半で閉館だというのに、お昼を食べ終わったのがニ時半!ここから博物館までは徒歩15分程度。歩くかタクシーか。う〜ん、そこは旅行だもの、知らない土地を歩くのも一興。川に沿って景色を見ながら博物館を目指すことにしました。 「やー、釣りし…

旅の思いがけない楽しみ(小田原)

1ヶ月前のことですがもう去年のことになるわけで、当たり前のことですが、ちょっと不思議な感じがします。 たまたま家族四人の予定が合ったので、二泊三日の家族旅行が出来たのでした。(私は三泊四日です、フフ) 我が家は夫が単身赴任中、息子二人は東京在…

⑤山寺へ 山形市を経て帰路へ

山形市から仙山線、仙台で新幹線に乗り換えて青森に帰る私達。 昼食は駅ビルの中にある「平田牧場」直営レストランでトンカツに決定。 前日に牛肉(芋煮)を頂いたので、豚肉も食べないと不公平ですよね。ブタさんがぶーたれるかな?なんて思って(笑)。 昼食…

④山寺へ 凄いぞ!上山城

山寺参詣を済ませ、夜はかみのやま温泉宿泊。 左上、金のお皿は鯉の甘露煮。その左下はアケビの肉詰め。一番右側は芋煮。山形らしい、山の温泉地らしいお料理を堪能。 温泉も凄く良くて、山寺で痛めた膝がだいぶ楽になりました。温泉って凄いですよね。 翌日…

③山寺へ 目指せ!奥の院

山寺(立石寺)と言えば、 閑かさや岩にしみ入る蝉の声 芭蕉 芭蕉翁の像と句碑がありました。右側には弟子の曽良の像もありましたが、カット。 いよいよ山門をくぐり、1015段の石段を登り奥の院へと向かいます。なんでも、その石段を一段一段登ることも修行…

➀山寺へ 仙台駅にて

スポーツの日の連休、友達と三人で一泊二日の旅をしてきました。目的地は山形県の山寺。芭蕉の「岩にしみ入る蝉の声」の、あの山寺です。 青森県から山形県に行くのって、大変なんですよ。コロナ直前に銀山温泉に行き、今回が2回目の山形ですが、遠い、遠い…

縄文時代を妄想して、楽しいけど楽しくない

先日、八戸市の種差海岸を訪れた際、『是川縄文館』にも寄ってきました。お目当ては国宝の『合掌土偶』です。 こちらは東京国立博物館で撮影したポスターです。日本には五体の国宝土偶があるのですが、一番左の小柄な土偶が八戸市で出土した『合掌土偶』です…

種差(たねさし)海岸遊歩道

昨日、おばさん三人で八戸市の種差海岸に行ってきました。 『三陸復興国立公園・国指定名勝』という立派な肩書を持つ種差海岸は、本当に風光明媚、そして独特な植物相を楽しめる場所でもあるのでした。魅力あふれる遊歩道が整備されていて、お勧めの観光地で…

古代メキシコ文明の「顔』

東京国立博物館(東博)で見た古代メキシコ展についてです。 土偶や石像や、いろいろな素材で作られた仮面や人体像が展示されていたのですが、その顔になぜか強烈に惹きつけられてしまったのです。 捕らえられた戦士(捕虜)。この表情に息を呑みました。説…

縄文とアステカ

大人の休日クラブパスを利用して東京に行ってきました。一泊二日。 東京国立博物館へ。 とても評判の高い展示なのか、平日とは思えない混みよう。確かに、凄い展示でした。超オススメ。 いきなりこれですもの ↓ 皆さん、ドクロの「目」に目が行くかと思うの…

東寺

修学旅行のメッカ、京都、ですよね。私も高校の修学旅行で行きました。でも、あの頃の私はお寺を見ても、フーン。仏像、へー。日本庭園、ハァ。若いってそんなものなんですよねぇ。 ところが、今の私は何を見ても面白い。「何これ」「へー、これが」「わー、…

観智院と宮本武蔵

遥か昔のことだが、京都人の時間感覚についての文章を何かで読んだ。いわく、 『京都では時間の流れが違う。「この前の戦で焼かれて」と聞けば、普通は第二次世界大戦を思うだろう。ところが京都では、応仁の乱だったりする』 恐らく、誇張というか少々の揶…

東寺塔頭(たっちゅう)観智院って凄い!

東寺北大門を出てすぐ、観智院があります。 「観智院って、知らなかったけど、客殿が国宝なのか。どれどれ」 そんな軽い気持ちで拝観することに決めたのですが、そんな自分を申し訳なく思うほど、素晴らしいお寺なのでした。何が素晴らしいのか、枚挙に暇が…

鳴くよ(794)うぐいす平安京

語呂合わせで覚えた日本史の代表と言えば、タイトルの、 鳴くよ(794)うぐいす平安京 または、 いい国(1192)つくろう鎌倉幕府 ではないでしょうか。もっとも、最近の研究では鎌倉幕府の成立に関しては異論があるようですが。 794年、桓武天皇によって都が…

唯一残念だった京都のこと

京の三閣って、知ってます? 金閣・銀閣、そして西本願寺の飛雲閣です。金閣・銀閣がいつでも見られるのに対して、飛雲閣は特別公開という数少ないチャンスでなければ拝観がかなわないのです。知名度が今ひとつなのはそのためでしょうか。でも、私は知ってい…