おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

神奈川県立生命の星・地球博物館

 博物館は四時半で閉館だというのに、お昼を食べ終わったのがニ時半!ここから博物館までは徒歩15分程度。歩くかタクシーか。う〜ん、そこは旅行だもの、知らない土地を歩くのも一興。川に沿って景色を見ながら博物館を目指すことにしました。

 「やー、釣りしてる!」

 「何を釣ってるのかな?」

 「看板にキャッチアンドリリースって書いてある」

 「じゃあ、ただ釣るだけ?食べないんだよね。釣って放す、楽しいの?」

 家族全員口数が多い方、しかも写真も撮りたい。ロスタイムに次ぐロスタイムで、博物館に着いたときにはもう三時。忙しい見学となりました。

 恐竜の骨格標本を見上げては、その大きさに、「絶対に勝てない」と家族全員の意見が一致したり。

 「オオアリクイにも絶対に勝てない」と私が心密かに思ったり。

 「ひー!」と老若男女四人が奇声を上げたり。見応え充分の神奈川県立生命の星・地球博物館でした。しかも、入館料400円。

 中でも、私が今回一番感動したのがこちらの隕石。

 「マンドラビラ隕石」と言いまして、はるばるオーストラリアから運んできた、重さおよそ2.5トンという巨大な隕石。「触ってもいいよ」となっていたので、当然タッチです。隕石に触るのは初めてで、嬉しかった〜。同じ地球のオーストラリアからでも「はるばる」と思うのに、遥か宇宙からやってきた隕石にこうして触れられるなんて、まさに「未知との遭遇」って感じです。皆、興味津々、見入っていました。

 一時間半の滞在で駆け足となってしまいましたが、夫も息子達も思った以上に楽しめたようで、プランナーの私としても嬉しく思っています。

 「全然面白くない。隕石?それが何?」なんて反応だったら、プランナーを引責(いんせき)辞任しなきゃなりませんからね。

 四時半の眺めです。12月の日没はあっという間。この後は電車に乗って宿泊先のホテルへと向かうのでした。続く。