おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

旅行

レトロでもある京都

京都の枕詞と言えば「古都」ですかね?古い神社仏閣や庭園であふれています。 そんな京都の街を歩いていて驚かされるのが、大正や昭和の初期に建てられたレトロな洋館が、現役として普通に活躍しているということです。よその県であれば、文化遺産として管理…

①ジュラシック・奥入瀬

今日は京都旅行記はお休みして、5日(月曜日)に訪れた奥入瀬渓流について書きたいと思います。 青森県が誇る景勝地・奥入瀬渓流。人生で一度は訪れ命の洗濯をして欲しい、日本人、いえ、全ての人類にそう訴えたいと思います。 ほら、もう目のご馳走って感じ…

面白うて、ちょっと悲しい京都

ゆっくり朝寝するという夫をホテルに置いて、私は朝の散歩に出掛けました。折角の京都です。欲張りますよ〜! ホテルのすぐそばには『東本願寺』、そこから足を伸ばして『西本願寺』と、朝の人の少ない両寺院を静かにゆったりと、めぐりました。 東本願寺か…

夜の京都

私、弟、弟の友人と三人で京都の街を歩いた日の夜、夫も合流して四人で夕食をとり、その後ぶらぶら歩きをしていると、三条大橋に至りました。 鴨川べりには若い人達が楽しげに集まっていて、その光景も「京都らしさ」に溢れていて、四人でしばらく眺めつつ、…

朝の京都

以前も旅行記で書いたことがあるのですが、年をとって良かったと思えることの一つに、朝早く起きられるようになったということがあげられます。 「明日の朝、早起きして銭湯の朝風呂に行こうと思うのだけれど、お二人はどうですか?」 京都の街を一緒に歩い…

京都はやっぱり魅力的

今年はすっかり旅行づいていて、5月は京都に行って来たのです。京都でちょっとした用事がありまして、東京在住の弟とも会い、夫とも合流したり、用事の合間に色々と見学もしてきました。 話には聞いていましたが、外国人観光客の多いこと多いこと。見学先で…

温泉で枝豆

今日も熱海旅行関連のお話です。先ずは下の写真をご覧下さい。 予約したホテルに向かう途中、このような調理設備を発見!ざるの中に卵を入れ、蓋をしてしばらく待ちますと、温泉の蒸気の熱で「ゆで卵」が出来上がるという仕掛けです。 これを見て思い出した…

熱海「来宮神社」

一昨日ご紹介した谷崎潤一郎の歌を再掲します。 起雲閣を見学後、ホテルへ。お風呂に入ったり、夕食を頂いたり。ごろごろしながら、スマホで周辺の観光情報を漁っていますと、日本で三番目の巨樹があるという『来宮神社』がすぐ近くにあると分かりました。 …

熱海「起雲閣」

かつて熱海には「三大別荘」と呼ばれる豪華建築があったそうです。 非公開の岩崎別荘、今はなき住友別荘、そして、大正8年に実業家・内田信也が建てた起雲閣です。 あれ、ちょっと待って。熱海の岩崎家の別邸って、あれだ!ほら、岩崎彌太郎氏の三回忌が執…

金色夜叉(こんじきやしゃ)の熱海

タイトルにピンときたら60代、と思うのですが、いかがでしょうか? 三月にその熱海に一泊したのですが、見どころ満載、「また行きたい」と思いました。時間軸は無視して、思い出すままに何回か書いていきたいと思います。 逆光ですが、分かりますよね。貫一…

旅は道連れ世はスマホ

旅をすると見聞が広がりますね。 というのもね、私はもともと調べ物をするのは好きなのですが、調べる対象は無から湧いて出て来るわけではないからです。何かに興味を持つきっかけがあって、それで「調べよう」となるのです。 そういう意味で、旅はきっかけ…

「知は力なり」と、旅に思う

「知は力なり」は有名な哲学者の言葉なので、何か深い意味があるのかもしれませんが、私は勝手に「ものを知っているといいことあるよね」ぐらいの意味で使わせて貰っています。 勝手にというか、良く調べもせずに分かった気になって、そのくせ好きな言葉なの…

静嘉堂文庫美術館で曜変天目茶碗

「国宝」という響き、心躍るものがありますね。 その国宝である『曜変天目茶碗』を、3月4日、丸の内の明治生命館(重要文化財)1階にある静嘉堂文庫美術館にて拝見いたしました。 静嘉堂文庫美術館は三菱二代目社長・岩崎弥之助と四代目・小彌太の、父息…

京都からはいろいろ「来る」んだね

三月の東京旅行は夫との二人旅だったのですが、「連れ」がいる旅行の良いところの一つに、「一人だったら行かないだろうな」と思うような所に行って、思いがけない面白さに出会う、という事があげられるでしょう。 二人で皇居に行きました。皇居に着くまでに…

「東京旅行」に行けるのは地方人だから

「東京には名所旧跡や美術館がいっぱいあって、いいなあ東京の人は」、そんな風に思っていました。つい最近まで。 でも、突然ハッと気付いたのです。 「人は身近なものは粗末にしがち。目に入る物いちいちに、わー!なんて心躍らせられるのは、旅行者の目で…

「とんだこと」にならなければいいが・・・

2023年は旅行づいていて、一月に続き、今月頭にも東京旅行に行ってきたのでした。東京二泊、熱海一泊の、三泊四日の旅でした。 東京のホテルは御徒町。近場で面白そうなところがないか探したところ、湯島天神で『梅祭り』が開催中であるという情報をゲッ…

傾斜を伝えるのは難しい

一月の半ばに行った箱根旅行記の続きに戻ります。 箱根は山の中なので、急な坂道だらけの町です。特に、今回歩き回った強羅・小涌谷のあたりは「急坂」と言っても過言では無い道の連続でした。(もしかしたら、私が知らないだけで、もっともっと凄い坂の場所…

変則的な絵画の楽しみ方

昨日はブロンズ像の私的楽しみ方について書いたので、旅行記はいったん中断(でも関係あります)して、絵画についての私的楽しみ方も紹介しようと思います。 1月14日は箱根を朝に発って、東京で、「三井記念美術館」と「東京国立博物館」を回りました。目…

ブロンズ像の魅力の一つは

12月の一泊二日箱根旅の二日目は『箱根彫刻の森美術館』へ。 ホテルを出るのが遅かったこと、彫刻の森美術館の敷地が広大で見応えがありすぎたこと、そういった事情で、結局この日はここだけの訪問で終わったのでした。 面白かった〜。時間と体力に余裕を持…

十二月に旅をすると

12月の半ば、急に思い立って箱根を旅したわけです。 箱根に向かうために東京駅構内をグルグルと歩き回っている時、クリスマスツリーを発見! そうか、12月だもんね。12月に旅をするとツリーやイルミネーションに出会えるというお楽しみがあるんだな、…

箱根は二回目なのでした

実を申しますと、私は12月の半ばに箱根一泊旅行に行ってきたのでした。一緒に旅をする相手がみつかり、バタバタと出発したのです。 その相手とは、東京で働く息子その1。有休消化で休みが取れると言うことで、それなら平日に旅行できるね(コロナを鑑み、…

二回目の一人旅

真冬とは思えない好天に恵まれたので、12日から14日まで、箱根・東京観光をしてきました。二泊とも、ホテルは箱根に一泊ずつとりました。 chokoreitodaisuki.hatenablog.com こちらの記事に書いたのですが、一泊目のホテルを予約する際に失敗して、せっ…

雪国の一人暮らしが旅に出るには

旅行に行きたいなあ、いっぱい旅をしたいなあ、そんな風に願ってみても、それを阻むべく立ち塞がる壁は、幾重にも重なっているものです。 時間・お金の問題。面倒くささや不安と言った自分自身の重い腰。そして疫病・・・。 さらにもう一つ。雪国の戸建てに…

函館で「可愛い」を見つけた

昨日の「ずーしーほっきー」から一転、今日は函館で見つけた可愛いものをご紹介します。先ず朝イチは、起きて鏡を見たら発見、あっ、ごめん、冗談だってば。打たないで! では、真面目にいきたいと思います。 ①ぢっと手を見る 函館と言えば石川啄木ですもん…

新函館北斗駅で出会った困った「ゆるキャラ」

どこの自治体にもだいたい「ゆるキャラ」と呼ばれる可愛らしいマスコットがいますよね。私の住む弘前市には『たか丸くん』という、頭に天守閣を乗せた鷹のキャラクターがいます。可愛いでしょう? そうなんですよね。普通「ゆるキャラ」って、「可愛い」を狙…

新函館北斗駅

本州と北海道を結ぶ青函トンネルが開通し、JRの津軽海峡線が開業したのは1988年(昭和63年)。 新青森駅と新函館北斗駅を結ぶ北海道新幹線が開業したのは2016年(平成28年)。 そして2022年11月、私は初めて北海道新幹線の乗客となり、青…

四日目 さようなら、城崎温泉

今回の旅行では同じ旅館に三連泊したのですが、感心したのは夕食です。初日も充分美味しい食事だったのですが、二日目はさらに、三日目はいよいよ豪華に美味しくなり、非常な満足を持って最後の夜を終えることが出来たのでした。ツボを心得てるねえ。 外湯巡…

三日目 出石蕎麦(いずしそば)を食べに

関西は「うどん」が一般的ですが、出石という町は珍しく「蕎麦」が名物なのです。夫は蕎麦大好き人間なので、当然行こうと言うことになりました。 出石の名物「皿そば」です。 一人前がお皿5枚、夫が3枚追加でお願いしたので、合計13枚が並びました。お…

三日目 玄武洞公園

旅館から玄武洞公園までどうやって行くか。それが問題でした。スマホのアプリで調べても、何だか変な結果が出てくるのです。四苦八苦してたどり着いた結論は、公共交通機関では行けない、と言うことです。 なぜなら、玄武洞は私たちが今いる所から円山川を挟…

二日目 城崎温泉に戻って

「昨日はロープウェイから降りてまっすぐ旅館に帰って来たけれど、温泉寺の山門や薬師堂も良さそうだよ。行ってみない?」という私の提案に対して、 「そうだね。ロープウェイ乗り場のすぐそばの温泉卵も食べなきゃならないし。裏の通りも風情あるから、そっ…