おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

2019-01-01から1年間の記事一覧

汚い言葉に慣れたり、慣れなかったり 1

アメリカの映画やテレビドラマを見ていて、常々不思議に感じていたことがある。作中で、登場人物である子どもが「汚い言葉」を使うことに関して、両親や回りの大人が非常に厳しく注意する場面だ。ここで言う「汚い言葉」とは、「f〇〇〇」とか「s〇〇」等…

日傘男子?なの?

8月23日の「ブランコ」をテーマにした記事の中で、三橋鷹女の俳句を紹介しましたが、鷹女の句の中で一番好きなのはこれかな ↓ 子の鼻梁焦げて夏山をいまも言ふ 鷹女 夏休みを利用して登山に出かけた息子。顔を真っ黒に日焼けさせて帰って来た。特にその鼻…

岩木山を褒める

昨夜、ある会合に出席したところ、岩木山についての熱い会話を聞くことが出来ました。集まったのは9人で、私以外は津軽生まれ津軽育ちの「津軽衆」なのでした。私も青森県人には違いないのですが、私の故郷は下北半島という、津軽地方とは方言も自然も全く…

アッパッパーでチョコレート

今週のお題「残暑を乗り切る」 残暑厳しい地方の方には申し訳ないのですが、青森県は最近はめっきり涼しいのです。先週末辺りから、自宅ではエアコンは使っていないです。最高気温が30℃をこえる日は当分無さそうな予報です。もちろん、このまま秋を迎える…

「ブランコ」だって、乗り物だ。よね?

今週のお題「わたしと乗り物」 特に奇をてらったことを書こうと思っているわけではないのですが、「わたしと乗り物」というお題で「ブランコ」について書くのは、やっぱりちょっと変かも知れません。でも、こういう機会でもないとなかなか「ブランコ」につい…

『ライオンキング』、新旧見比べた

息子達が小さかった頃、ディズニーのビデオには大変お世話になりました。中でも、『ピノキオ』と『ライオンキング』は繰り返し見たものです。息子達だけでみることもあれば、私や夫も一緒にみて、息子達が歌ったり笑ったりする姿を眺めて私達も笑ったもので…

下北半島『縫道石山』、登りました

中高年の登山ブームということが言われて久しいですが、私も興味あります。でも、「登山」と聞くと、縦走とかアイゼンとか、そんな物々しいイメージが浮かぶので、私としては「山登り」という感じでトライしてみたいと思っています。 8月18日。初心者・女…

『なつぞら』について書かずにはいられない

私は受けを狙って失言をしがちなので、しゃべる前に思いつきが妥当かどうか、良く考えるようにしたいと7月23日の記事に書き、8月14日にそれを実行したのである。 14日はこちらではお盆なので、お寺さんがお経をあげに来て下さった。住職さんの息子さ…

応接間とステレオ

レース編みでドイリーを編むのは楽しい。出来上がると、しばし喜びに浸るのです。ちなみに、ドイリーとは小型の敷物のことで、花瓶や置物の下にひいて使ったりするものです。 完成の喜びに浸った後、頭を悩ませるのは「このドイリーをどこで使えばいいのか?…

レース編み、再び

chokoreitodaisuki.hatenablog.com 上の過去記事に書いた通り、手芸を再開し、ちょっとずつ「半端物」にけりを付けようとしています。亀の歩みではありますが、時間はたっぷりあるので頑張る所存です。 若い頃、レース編みが好きでした。と言ってもあまり根…

弘前ねぷた

夏はお祭りの季節ですね。 ここ弘前には『弘前ねぷた』という有名なお祭りがあります。青森市のは、『ねぶた』というのですが、弘前では『ねぷた』。地元民の皆さんは苦もなく 「ぷ」と発音するのですが、私は気を付けないと「ねぷた」と言えないのです。無…

布ぞうりを作ってみた

NHK『すてきにハンドメイド』という番組で紹介された布ぞうり。着古したTシャツをリメイクして作れるという点が気に入り、録画を見ながら作って見ました。 古いTシャツ3枚で出来ました。 いつもは古着もなかなか捨てる踏ん切りがつかない私なのに、皮…

爬虫類展

暑い。あんまり暑いので、涼を求めがてら、↓ 昨日、こちらに行って参りました。 動物は何でも、見るのが好きです。飼うのは苦手です。何かの世話をすると言うのが性分ではないのです。でも、もしどうしても動物を飼うのなら、爬虫類がいいかなと思います。爬…

Charも大変だね

昨日のブログで「お灸」のことを書きました。書いている途中で、魯迅の『阿Q正伝』が脳裏に浮かび、お灸と阿Qでダジャレが出来ないかちょっと考えたのですが、無理そうだと思い諦めました。 魯迅がらみでもう一つ思い出したのが、「故郷」という作品です。…

とうとうエアコン

私は暑がりで冷え性という、夏を持て余してしまう体質です。ただ、冷え性は努力の甲斐あって、一頃よりは大分改善されました。 その努力とは、一言で言えば「夏にご用心」。 冬は誰でも自然に暖かい服装・環境に留意しますね。気を付けなければならないのは…

「漁り火の思い出」 2

夏の夜。津軽海峡には、イカ漁の漁船に灯されたライトが明るい光の列となって、横一列に並ぶのです。その明かりを「漁り火」と言います。 私の村には、村に一軒だけの「床屋さん」がありまして、子どもや男性はほとんどがそのお店を利用していたかと思います…

「漁り火(いさりび)」の思い出 1

少し前に、テレビの番組だったかニュースだったかで、夜の地球の衛星写真を見ました。世界の大都市が煌々と輝き、砂漠や高山や海は真っ黒に沈黙しているという、誰でも目にしたことのある写真です。 この「夜の地球」の写真を私が初めて見た、あるいは初めて…

夕焼けに惚れ惚れとすることの幸福

今週のお題「空の写真」 弘前市の西には津軽富士こと、岩木山がそびえています。なので、太陽は岩木山に沈み、それはそれは見事な夕焼けを披露してくれるのですが、その眺めは一日とて同じということはありません。 私が30代後半の頃です。50代の同僚(…

オカメハチモク

「オカメハチモク」とは、漢字で書きますと「傍目八目」。八目とは囲碁のことで、自分で打っているときよりも、他人の対局の方がよく手が見えるという意味です。転じて、本人よりも回りの方が物事がよく見えるという意味で使われたりします。昔はね。最近は…

初めての寄席

先般の「大人の休日旅」で、上野の「鈴本演芸場」の夜の部に行きまして、大変楽しかったのです。 私は特に落語好きというわけではなく、普段の生活でも、人の話を聞くより自分がしゃべる方が好きという性分なので、17時30分から20時40分という長丁場…

猿賀神社の蓮

弘前市のお隣、平川市という所に「猿賀神社」という蓮の名所がありまして、20日土曜日から「蓮祭り」が開催されます。私は無職なので、平日に遊びに行けるという強みを発揮し、本日行ってみました。 残念。蕾でした。 蓮祭りは10日間ほど開催されるよう…

海とBCG

今週のお題「海」 50年近く前(半世紀!前)の記憶です。 私の通った小学校では夏休み直前、水泳教室がありました。水泳教室とは言っても、学校から徒歩10分の津軽海峡に全校生徒で行き、準備体操の後はフリー。勝手に泳いだり砂に埋まったり。いつも浮き輪…

今日の私(日記です)

今日は友人Aちゃんと温泉に行ってきました。近場ではなく、ちょっと遠出しました。 最初に『鶴の舞橋(まいはし)』という、津軽地方では有名な観光名所に立ち寄りました。美しい光景でしたが、写真を撮り忘れました。残念です。 『鶴の舞橋』を見ているう…

「アラジン」のストーリーを初めて知る

私事ですが、今日は誕生日で58歳になりました。何か自分に楽しいことをプレゼントしようと、映画「アラジン」実写版(字幕)を観てきました。 「アラジンと魔法のランプ」って、何十年も前から、子どもの頃から耳に馴染んだタイトルなのに、今まで本で読んだ…

四日目 国立新美術館『ウィーン・モダン展』

日本の美術館では、作品の撮影は禁止されていることがほとんどですね。 今回珍しく、下の作品に限り撮影が許可されていました。皆さん、当然撮りまくりです。 作品のタイトルは、「エミーリエ・フレーゲの肖像」。エミーリエはクリムトの長年の愛人で、女性…

四日目 国立新美術館へ

旅行最終日。国立新美術館を目指して地下鉄に乗っておりました。初めて乗る路線でしたので、「霞ヶ関」とか「国会議事堂前」とか、通過駅の駅名だけで田舎者はワクワクしきり。と、ある駅で降りたお客さんの中に見たことのある顔が。 千足伸行先生だ!美術番…

四日目 始まりは巣鴨から

3泊4日の「大人の休日」旅も最終日となりました。前夜の宿泊地の関係で、朝早く「巣鴨駅」に降り立ったのでした。そう、「お婆さんの原宿」と言われるあの巣鴨です。 朝早い時間で、頭がボーッとしてたんでしょうか(昼でもボーッとしてますけど)、上の写真…

三日目 上野

6月末、上野の「東京都美術館」では「クリムト展 ウィーンと日本」が、六本木の「国立新美術館」では「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末への道」と題された展覧会が、それぞれ開催されていました。せっかくの機会なので両方見ることにしました。旅行…

二日目 鋸山周辺の動植物

私の旅の大きな楽しみに、青森県ではお目にかからない動物や植物に出会うこと、があります。なんと言っても、青森県は本州最北端という特殊な位置にあるので、一般的な日本の生態系とはちょっと違っているんですよね。例えば、私の故郷・下北半島では「ゴキ…

二日目 鋸山(日本寺境内)

鋸山山頂を(ロープウェーで)征服した後、少し下って有料エリアである「日本寺」をお参りしました。見所が多すぎるので、簡単に文章を添えて、写真でご紹介したいと思います。 ↓ お寺というよりテーマパークのような(笑) ↓ 「百尺観音」に至る切り立った…