おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

布ぞうりを作ってみた

 NHK『すてきにハンドメイド』という番組で紹介された布ぞうり。着古したTシャツをリメイクして作れるという点が気に入り、録画を見ながら作って見ました。

 

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 古いTシャツ3枚で出来ました。

 いつもは古着もなかなか捨てる踏ん切りがつかない私なのに、皮肉なことに、つい最近、大量の古着に、ウエスにするためのはさみを入れたところだったのです。ぞうりに変身した3枚は、やっと見つけた、あるいはやっと捨てる踏ん切りがついた3枚なのです。

 白に薄いグレーのボーダーは大昔の私のTシャツ。丈が短くて着られず、処分することに迷いはなかったのですが、押し入れの奥の奥に紛れ込んでいて、今回やっと発掘でき、無事リメイク材料となったのでした。

 茶色の無地も私のです。これはですね、サイズ的にアウト(ちょっと小さい)なのに、高かったからと言う理由で捨てる決心がつかずにいたものです。「リメイク」という魔法の言葉で、スンナリ決心がつきました。

 緑とブルーは、息子その2の、派手なディズニーキャラクターTシャツです。10年以上前のもので、サイズは勿論、大分くたびれていて、とっくに処分すべきものなのですが、捨てられませんでした。

 息子その2のお気に入りで、黄緑・青・紫といった派手な色合いが小学生男子に良く似合っていました。前身頃に並んだ緑色で目が三つあるキャラクターは、私には到底可愛いとは思えなかったのですが、息子その2は「可愛い」と喜んで着ていました。

 「可愛いだろ?」と、買ってあげた息子その1も自分のセンスに満足気でした。

 そうなんです。このTシャツは、中学校の修学旅行で東京ディズニーランドに行った息子その1が、弟へのお土産として買ってきたものだったんです。

 息子達に「捨てていいか?」ときけば、二人とも「うん」と即答するのはわかりきっています。私だけが執着していたのですが、今回、やっと決心がつきました。

 

 断捨離とか老前整理とか、家の片付けにもいろいろな流行があるようですが、流行に乗らずとも、不要品つまりはゴミを捨てて、スッキリと暮らしたいというのは多くの方の願いではないでしょうか。もちろん、私も。

 今回は、Tシャツを三枚処分して布ぞうりを一足手にいれると言う、3歩すすんで2歩下がるような歩みですが、一歩すすんだだけでも前進は前進。大事なのは少しずつでも歩き続けることなのです。がんばりたいと思います。

 

 ところで、私の布ぞうり、出来映えはどうでしょうか。出来れば「初めてにしては上手!」と、はなを持たせて頂ければ嬉しいです。ぞうりだけにね。では。