おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

四日目 始まりは巣鴨から

 3泊4日の「大人の休日」旅も最終日となりました。前夜の宿泊地の関係で、朝早く「巣鴨駅」に降り立ったのでした。そう、「お婆さんの原宿」と言われるあの巣鴨です。

 

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 朝早い時間で、頭がボーッとしてたんでしょうか(昼でもボーッとしてますけど)、上の写真にある、フェンスに取り付けられた案内地図を一生懸命に見ていたんです。本当は地図としてそこにあるのではなく、フェンスの穴を塞ぐための「つぎあて」として使われている古~い地図だったのに・・・。結構な時間この地図を眺めていて、現在の地図じゃない!と気づいた時は、驚きと呆れと悲しみと喜びと懐かしさと、あらゆる感情が一度に押し寄せてきましたよ、ホントに。

 ↓ ああ、懐かしの・・・

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 今は存在しない銀行の名前がいくつか見えますが、その中に、北海道拓殖銀行の名前があるじゃないですか。平成9年に破綻した時は驚きましたね~。知人も勤めていたし・・・。あれからもう20年もたったんですね~。しみじみしてしまいました・・・。

 

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 こちらが「お婆さんの原宿」。朝早い時間だったので、地元の通勤通学の人が行き交うだけで、観光客は私一人でした。なので、こちらを独占。↓

 

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 こちらはご本尊の「とげぬき地蔵」よりもひょっとしたら人気があるかも知れない「洗い観音」です。人気の程は、観音様の前に設けられた行列用の仕切りでお分かり頂けるかと思います。

 こちらの観音様に水をかけ、良くなって欲しい箇所をタオルで優しくこすると、御利益があるのだそうです。せっかくの独占状態でしたので、観音様の全身を隈無くこすらさせて頂きました。そろそろ御利益があってもいい頃かな。わくわく。

 

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 巣鴨商店街公式キャラクター「すがもん」。これぞゆるキャラ、という感じのお顔立ち。癒やされますね。心のとげも抜けるかも

 

 早朝の「巣鴨地蔵通商店街」では、賑わいこそ体験できませんでしたが、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。十分英気を養ったところで、国立新美術館を目指すことにしたのでした。では。(続く)