おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

とうとうエアコン

 私は暑がりで冷え性という、夏を持て余してしまう体質です。ただ、冷え性は努力の甲斐あって、一頃よりは大分改善されました。

 その努力とは、一言で言えば「夏にご用心」。

 冬は誰でも自然に暖かい服装・環境に留意しますね。気を付けなければならないのは夏なのです。

 「冷えは蓄積する」という言葉は聞いたことがありますでしょうか。これは実体験として本当です。夏に体を冷やさないように気を付けた年は、冬が楽です。反対に夏の油断は冬になってから効いてきます。

 では、どのように夏を過ごすべきか。

 まず第一に気を付けるべきは冷房。次は冷たいもので内臓を冷やし過ぎないこと。そして、気を付けて過ごしたつもりでも、現代の夏は知らず知らず体を冷やしていることがあるので、夜はシャワーではなく、湯船に浸かって、その日の冷えはその日のうちにリセットすること。

 書き出してみると結構大変です。でも、昨夏までは割とうまいことしのげていたんですね。なぜなら、職場にはエアコン設置の部屋はあまりなくて、エアコン無しの部屋で大汗をかきながら過ごしていたんです。そのかわり、帰宅の車の中ではエアコン、ガンガン。でも、短い通勤時間でしたので体が冷えると言うほどのことはありませんでした。

 今夏は無職になったので、ほとんど一日中家にこもっています。先週初めぐらいまでは暑さもそれ程ではなく、エアコンは不要でした。ところが、最近の暑さ。しかも蒸し暑い。エアコンは「体が冷える」を実感するので、あまり好きではなく、なるべく使わない様にしていましたが、もう限界。そして、一度つけると、やめられませんね。暑がりの汗っかきで、大汗をかいて過ごしていたあの自分は何だったんだろう。

 でも、エアコンの涼しさにうっとりしていて、気がつくと足先や肩がヒヤヒヤしていることがあり、これはまずい。まずいと思うのにスイッチが切れない。エアコンは中毒性がありますね。せめて、夜はお風呂に入って冷えた部分を暖めようと思います。

 10年ほど昔ですが、なんとも言えない体の怠さ、無気力が続き、知人に世間話のついでに話したところ、「鍼がいいかも。いい先生を知っているから」ということで勧められ、初めて「鍼灸院」に行ってみました。

 私の訴えをきいた先生は、

 「あなたの症状は、鍼の前にお灸がいいと思う。さ、こっちに座って」

いきなり、なんの心の準備もないままに、頭のてっぺんに「お灸」をされました。初めての「鍼」だけでもドキドキだったのに「お灸」。しかも脳天に。私はその日、大人の階段を一気に二段、駆け上ったのでした。

 「そうとう体が冷えてるね。不調は冷えから来ているかも知れない。とにかく、体を温めて。夏でも靴下は履くように」

それ以来、教えを守っています。最初に書いた通り、随分改善されてきた気がしています。

 家にこもっていると、ついついエアコンに頼りすぎてしまうし、運動不足も血流が悪くなって冷え性の原因になります。エアコンの効きすぎない屋内や、涼しい戸外を探して、もう少し家から出るようにしないと。

 なんだか贅沢な悩み事のような気もしますが、年が年なので。それに鍼灸院で言われた「冷えは本当に恐いんだよ」という、文字通りきついお灸が効いているので。

 暑い中働いている方、エアコンのハイパワーのような冷たい目でみないでね。では。