おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

お熱いのがお好き

今週のお題「大人になってから克服したもの」

 

 「〇〇温泉に良く行くんだけど、大きい浴槽のお湯が凄く熱いのよ。ところが、私は熱いお湯は苦手なのに、〇〇温泉のは入れるの。不思議〜」

 とか、良く言ってたんですけど、

「それって、年をとって感覚が鈍くなったからじゃないの」

 と人に指摘されて。それから気をつけてみたところ、あら、ホント。大概の温泉の『熱湯』は全然オッケーなのでした。

 またまた知らない間に大人の階段を登っていたのね。

 

 「皮膚感覚」という言葉には生理学的な皮膚の感覚という意味の他に、「勘のようなもの」といった意味がありますが、私が熱いお風呂に入れるようになったのは、初めの方の「皮膚感覚」が鈍くなったからであり、「〇〇温泉は熱くても入れる」と思ったのは、後の方の「皮膚感覚」も鈍くなったからなんでしょうね。とほほ。

 その鈍くなった「皮膚感覚」で思うに、初めの方に書いた「大人の階段」ですが、上がっているというより、下っていると言うほうが正しいような気がする。しかも、もと来た方向とは別の階段を。

 この先どこまで下るのかなあ。どんな景色を見るのかなあ。まあ、悪いことばかりでも無いかもね。例えば『熱湯』に入れるようになるとか。

 楽観的なのはもともとの性分ではありますが、お風呂も言動も、いい気になりすぎて、のぼせないようにしないとね。では。