今週のお題「苦手だったもの」
ずっとお料理に対して苦手意識がありました。
決して下手ではないのですよ、自分で言うのもなんですが。凄く上手ってわけでもないけれど。
とにかくレパートリーが少ないこと、応用がきかないこと、そして何より「好きじゃない」こと、それらがないまぜになった結果、「お料理は苦手」という意識を持つに至ったのです。
ここで、タイトルについてちょっと理屈っぽい説明をします。
一般的には、苦手なものとは不得意なもの、ということになるかと思います。
私は、下手・不得意ということは必ずしも苦手という認識にはならないと思うのです。下手・不得意に、「嫌い」とか「好きじゃない」が加わって初めて、「○○は苦手」という「苦手意識」が生まれるのだと思います。
例えば、歌が下手でも歌うことが好きならば、「カラオケ苦手」とは言わない。「下手だけどカラオケは好き」となるかと思います。
例えば、苦手な食べ物。食べられないこともないけれど嫌い、ってことですよね。
例えば、○○さんって苦手。それって、○○さんは好きじゃないってことですよね。
苦手なものに嫌いという感情が加わって生まれる「苦手意識」こそが、私達が自覚する「苦手なもの」になると思うのです。
最初に書きましたが、私が長い間お料理に対して苦手意識があったのは、好きじゃなかったからこそです。
なぜ、お料理が好きじゃなかったのか?第一の理由は、食べることにあまり関心がなかったからですね。味オンチではないので美味しくないものは論外ですが、普通のものを普通に食べて満足というタイプ。
今でも、「食べることが大好き」というのは良くわからないです。否定しているのではなく、例えば「相撲が好き」という人に対して(私は)「ハア、そうですか」としか返せない、そんな感じです。
第二の理由は、果てがないからでしょうか。せっかく苦心して作っても食べたら終わり。嫌な後片付けが残るだけ。しかも、それを毎日毎日。
ああ、お料理って嫌だー、やりなくないー、苦手ー!
そんな私が変わったのです。どうやって?それはですね・・・
長くなりましたので、続きは明日にします。気になるでしょ?気になるでしょ?クック(笑) 続く。