「若者の〇〇離れ」といった表現をネット上で度々目にします。ほとんどの「〇〇離れ」の原因は、お金が無い!ということ、つまり「お金の若者離れ」にあるらしいです。
私が最近目にした「〇〇離れ」に、「グレープフルーツ離れ」というのがあります。これは若者に限ったことでは無く、全世帯で消費額が落ちていて、家計調査であきらかなのだそうです。
グレープフルーツの消費が落ちた原因は様々考えられるそうですが、私が読んだ記事では、他の柑橘類が充実してきたこと、独特の苦みで好き嫌いが分かれること、そして、他の果物に比べて、特に薬との飲み合わせに注意が必要なこと、以上の三点が大きな原因では無いかと書かれていました。
特に、最後の薬との関係は大きいでしょうね。うちでも、夫が高血圧の薬を飲んでいて、彼はグレープフルーツは御法度。たまに冷蔵庫にグレープフルーツ・ジュースが入っていたりすると、
「お前、俺を殺す気か?」「ばれた?」という会話になったりします。子ども達はグレープフルーツ・ジュースは好まないので(苦い、と不評)、犯人は私で間違いありません。そう、私はグレープフルーツが大好きなんです。
グレープフルーツは柑橘類なのに、なんで「グレープ」なのか、ご存知ですか。木になっているとき、まるでブドウのように房状に固まっているから、なんですって。想像つきます?あの大きな実が、十何個も房状になっている様子。一度見てみたいものだと思っています。
息子が家にいた頃は、たまにグレープフルーツを買って食べたものですが(ジュースは嫌いでも果肉なら食べるので)、いくら好きでも一人だとなんだか手がでなくて。そう言えば最後に食べたのは何時だったろうと、「グレープフルーツ離れ」の記事を読んで思いだしたぐらいです。
このまま「離れ」がすすんだら、簡単に手に入らない果物になってしまうかもしれない。あるいは、輸入量が減って、値上がりになってしまうかも。そうならないよう、頑張ってグレープフルーツを食べなければ!
それに、今は幸い、薬とは縁の無い生活を送れているけれど、いつ何時、薬を手放せない生活になって、薬の種類によっては「グレープフルーツ」禁止となるかもしれない。悔いが残らないよう、積極的に食べたいと思います。タイトル通り、「グレープフルーツ離れ」離れ宣言です。
ところで、皆さんはグレープフルーツはどのようにして召し上がりますか。横半分にカットして、スプーンで?お砂糖もかけたり?(この、お砂糖をかけるという昭和の食べ方も「離れ」の一因かも。平成ではお砂糖は悪役ですからね)
私は普段は非常にものぐさなのですが、グレープフルーツとキウイフルーツを食べるときだけは別人になります。きちんとナイフで皮をむき、グレープフルーツは房から出して、キウイフルーツなら輪切りにして、どちらもフォークで頂きます。なぜか?その方が絶対に美味しいと確信しているからです。
一応、やり方をご存じない方もいらっしゃるかも知れないので、私がグレープフルーツをむいている写真を載せたいと思います。
イスラエルから来ました。
りんごのようにくるくる剥きます
半分に割って、房を外していきます。その際、中心側(種のある方)から外すと、形が壊れること無く綺麗にできます。
どうです?グレープフルーツが少々苦手でも、剥いてみたくなりませんか?そうなったら、私の作戦成功!きっと、苦みにも慣れると思いますよ。離れは慣れでくい止める!
※ダジャレがイマイチなので、クイズをおまけでつけましょう。
問題 野菜と魚ばかり食べていた人がケガをしました?なんでしょう?
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答え 肉離れ