ブログ更新もせず、暇さえあれば、編み物にふけっています。
少し前に素敵な毛糸を頂いて(ご高齢の方からで、自分ではもう使わない糸だからと)、あまりの色の見事さ美しさに、一刻も早く編みたくて編みたくて。ちょうど手持ちの編み物の本の中にビッタリのデザインがあったので、矢も盾もたまらずとりかかりました。とりかかってみますとですね、コレがもう楽しくて楽しくて。
というのも、その毛糸はランダムな段染め糸なものですから、編み進めるうちに自然にボーダーが現れて、それが予想のつかない美しさなのよ〜。
写真はちょっと明るく写りすぎで、実物はもう少し暗めの渋い派手さなのです。毛糸玉の状態でもウットリするのですが、編地の横縞の意表をついてくる面白さ!そして、それを自分の手が作り出すという楽しさ!う〜ん、やめられない止まらない。
「なんで綺麗な色って心をときめかせるのかなぁ。人間にとって色の魅力って何なんだろう」
そんなことを考え考え、せっせと編み棒を動かす日々です。
それにしても、好きな色の毛糸にこんなにも心躍るなんて、私って、色を好む女なのかしら?平安時代なら、「色好みのtakakoさん」なんて噂されたかも(笑)。
あ、名前は平安時代らしく変えよう。大河ドラマ『光る君へ』で鳳稀かなめさん演じる赤染衛門(あかぞめえもん)に対抗して、段染衛門(だんぞめえもん)かな。
ぜひ、「光る君」へ手編みの狩衣(かりぎぬ)などプレゼントしてみたいものです(笑)。では。