おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

新年、編み始めました

 単身赴任中の夫も東京で働く息子達もそれぞれの居住地に戻り、静かな日常に戻りました。

 静かな日常、つくづくと有り難いことです。新年早々実感させらています。

 

 早速編み物を再開したのですが、ズンズン進みます。一人っていいですね(笑)

 昨年は暑い時期には夏糸(麻糸等)で夏物を編み、それ以外の時期には毛糸でセーターやベストを編んで編んで、編みまくりました。ブログで自慢しようと思いつつ、それよりも編むことが優先でアップする時間がなかった、そんな感じです。

 上は昨年の編み納めとなったセーターです。編み物仲間から頂いた段染めの素敵な毛糸。どんな編地がいいか悩み抜いて、こちらのデザインに決めました。

 いつもなら、段染め糸はその持ち味をいかすために、あっさりとした編地のシンプルなセーターにするのですが、流石にそればかりでは芸がないかと、今回は凝った模様・デザインのセーターにしてみました。

 元のデザインは七分袖なのですが、青森の冬に七分袖は寒いので袖丈を伸ばし、ついでに、襟もスタンドカラーにしてボリュームを出しました。ただ編み図の通りにばかり編むのではなく、こんな風なアレンジが出来るようになったのは、我ながら進歩を実感します。「継続は力、毛糸は一から」なのです。一本の糸から始めて、それがセーターやショールといった形を成すのですからね。

 

 年末年始に帰って来た家族もそれぞれに戻っていき、シンとした家の中には寂しさというものも漂いますが、寂しさなんて、いつも通りの生活を当たり前に送れることの有り難さを思えば、ねえ。せっせと編み棒を動かしながら、色々なことを思わずにはいられない新しい年の始まりです。本当に大変な年明けとなり、お見舞いの言葉もないのです。

 

 改めて、日常に感謝し、毎日を頑張っていこうと思う新年です。ベストを編んでいるだけにね。では。