おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

面白い「書」

 名古屋旅行記は一回お休み。

 今日、イトーヨーカドーに行きまして、地下通路を通ったんです。この通路は「動く歩道」上の壁を使った種々の作品展示がしばしば行われる場所でして、買い物の際のちょっとしたお楽しみポイントなのです。

 一番楽しいのは、作品についている子どもたちの名前を眺めることですね。特に就学前の子どもの名前はひらがなで表記されていて、想像力をかきたてらます。一体どんな漢字なんだろう?とか。この名字との組み合わせは音だけきいた場合、少々奇妙ではないか、とか。

 いずれにしろ、子を思う親の心がいっぱいに詰まった贈り物である名前。込められた思い通りに、お子さん方が健やかに成長されることを願ってやみません。「動く歩道」の上に作品を飾られた子が、将来、補導されるなんて、洒落になりませんからね。

 えーっと、二番目に楽しいのは、日本教育書道会桜風支部の面白書道を見ることですね。「面白い」とは言っても、書いてある文字の意味やテーマが面白いのであって、書は本当に上手。中学生・高校生の作品はもはや円熟と言ってもいいようなレベルでありますが、小学生の作品さえ、逆立ちしてもかなわない上手さ。「面白さ」にニヤつきつつ、感心しきりでもあるのです。

 本日展示されていた面白テーマは、「歯」、しかも歯のトラブルという、なぜそれを選んだ?と、その発想の豊かさには歯が立たない、そう思わせられるものでした。では、ご覧ください。

 

 

 低学年の子どもの作品は「親知らず」とか「歯ぎしり」とか、ちょっと字面の可愛いものもあります。が、学年が上がって行くに連れ、禍々しいと言いますか、凄みさえ感じられるワードが、これでもかと並んでいます。凄い迫力ですよね。

 そして思ったのです。これらの作品の前に立って頂きたい方がいると。それはオードリーの春日さん。春日さんには、是非、これらの作品をバックに、挨拶して頂きたい。

 「tooth(トゥース)」と。では。