おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

津軽→アンデス→コンドル

 暑いですね。こちら本州最北青森県ですが、めちゃくちゃ暑いです。家に引きこもって、空想の翼を広げています。お付き合いください。

 

 少し前ですが、普段は行かないスーパーに行きましたら、野菜コーナーに「マンズナルいんげん」という品種名の、大きないんげんが売られていました。

 すぐにピンときました。これは津軽弁のダジャレだ!と。

 何事もなければ、自分の中でそのまま完結していたと思うのですが、火曜日に会った友達(津軽人)にその話をしたのです。

 友 「知ってる知ってる。私の行くスーパーでは、マンズナルって書いてあるんだよね。普通にそういういんげんなんだと思ってた。津軽弁なの?」

 私 「えー、そう言われると自信ないけど、すごく実がなる→まんず、なる!という流れだと思う。調べてみるね」

 結果は、さすが私、ダジャレセンサーはいつも立ってます。思った通りの津軽弁からのネーミングでした。面白~い。

 

 そう言えば、「アンデスメロン」の名前の由来も面白かったよね。そんなことも思い出したので、ご存じない方のためにちょっと書きますね。

 アンデスメロンは、作りやすく、多収穫で、値段は手頃、つまり「作って安心・売って安心・買って安心」の「安心です」が三拍子そろったメロン。その「アンシンデス」を縮めてアンデスメロンとなったのでした。アンデス山脈とは何の関係もないのです。

 

 さて、そのアンデスからの連想で、私が真っ先に思い浮かべるのは青い空を悠々と舞うコンドルの姿です。脳内に流れるのはもちろん『コンドルは飛んでいく』。

 昔、テレビの番組で、道ばたでフォルクローレの演奏をしたら、どのぐらいの人が足を止めるか、というような実験をするバラエティーを見たことがあります。

 街を行く人は忙しそうで、なかなか足を止めてはくれません。ただ、『コンドルは飛んでいく』を演奏する時だけは別なのです。多くの人が足を止め、ケーナの音色に聞き入ってくれます。が、『コンドル』が終わると人々はすぐに去ってしまい、たちまち閑散としてしまうのでした・・・。

 まさに『コンドル』のときは人が混んどる、『コンドルは飛んでいく』は、それを演奏さえすれば人が来る、「アンシンデス」略してアンデスの名曲なのだなあと、だらだらと空想の翼を広げ続ける私なのでした。

 ああ、暑い暑い。では。