おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

若い人の心配してる場合じゃ無い

 今日は「成人の日」。昨日は全国で「二十歳のつどい」が開催されたというニュースをテレビで見ました。

 

 若い娘さんが艶やかな振り袖に身を包んで笑顔を振りまく様子は、本当に可愛らしい。そして、その可愛らしさを一層引き立てるのがあのフワフワの白いショールですね。ここ青森県は雪と寒さの本場なので、防寒のためにあのショールは欠かせないアイテムだと思うのですが、南の地方ではどうでしょうね。防寒もさることながら、やっぱり可愛らしさ・豪華さの演出と言う点で人気なのでしょうか。

 ところが。

 私には毎年テレビのニュースで「二十歳のつどい」を見るたびに気になっていることがあるのです。それは、式典の会場の中でもショールを掛けたままの人がいるという事です。やはり、防寒着であるショールは屋内ではとるべきだし、ましてや式典なのですからね。念のためにネットで調べてみたのですが、やはりコートと同じようにショールは屋内ではとるべきとありました。

 もちろん、そんな和服のマナーを二十歳そこそこの女の子に求めようなんて思ってはいません。そこは主催者の側が張り紙なりアナウンスなりで、注意を促すべきだと思うんですよね。

 あれ、でもひょっとしたら、「コート、ショ-ルはお取り下さい」って注意してるのかな?それでも襟元の寒さには勝てず、着けたままなのかな?だとしたら、余計なお世話、ごめんなさいです。

 

 こんな風に、若い人の事にお節介の首を突っ込みたくなる私なのですが、今さっき、人の事より自分をなんとかしろ!と言いたくなるような失敗をしてしまいました。

 近々、ちょっと旅行することになりまして、ネットで旅館の予約をしたのです。安くて良さそうな宿を見つけたので、必要事項を入力し、決済画面に進むと、「旅行割が適用されていません」と出てくるのです。

 「ああ、これは入力ミスがあったんだな。旅行割を選択し忘れたのかも」

そんな風に考えてもう一度やり直し。でもやっぱり「旅行割が適用されていません」。

 「きっとこの旅館は対象外ということだ」

諦めて予約を確定しました。そして、確定した直後、ハッと気づいたのです。

 「先に割り引きクーポンを入手して、それから予約するんだ!」と。

 駄目だ~、ホントに駄目だなぁ私。完全に世の中から置いて行かれてる。フワフワショ-ルをかけて肩で風切るようなお嬢さん達の心配してる場合じゃない。ホントに肩身が狭く感じられる今日この頃なのです。ショールどころかそれをかける肩もない、「かた無し」ってやつですね。では。