おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

温泉で枝豆

 今日も熱海旅行関連のお話です。先ずは下の写真をご覧下さい。

 

 

 予約したホテルに向かう途中、このような調理設備を発見!ざるの中に卵を入れ、蓋をしてしばらく待ちますと、温泉の蒸気の熱で「ゆで卵」が出来上がるという仕掛けです。

 これを見て思い出したのは、昨夏訪れた城崎温泉で夫にごちそうになった「温泉卵」の美味しさでした。あの時の温泉卵の美味しさは格別でした。温泉卵を見直しましたよ。

 ここのゆで卵はどうかな?と興味は引かれたものの、卵の持ち合わせが無いので(からてって事ですね、卵だけに笑)断念したのでした。

 ところが。

 天は我に味方せり。宿泊したホテルの中庭になんと「蒸し場」があり、加熱前の玉子、枝豆、シュウマイなどを購入して、自分で蒸して食べることが出来るというシステムだったのです。

 早速夫と相談。夕食後でもあったので、ゆで卵は見送り、お酒のつまみになる枝豆とシュウマイにしました。

 

 

 これがですね、すんごく美味しかった。もともと美味しい枝豆とシュウマイだったのかもしれませんが、そこはそれ、せっかくの旅行中なのですから、

 「美味しいね~。温泉の蒸気で蒸すからこんなに美味しいのかしらね?」

と、夫と喜び合ったのでした。

 そう言えば以前テレビのニュースで、野沢菜漬けで有名な野沢温泉村では、漬ける前の野沢菜を温泉のお湯で洗うのだと聞いたことがあります。温泉で洗うと野沢菜がやわらかくなって、より美味しく漬かるとか説明していた記憶があります。

 城崎温泉の温泉卵も、熱海の枝豆やシュウマイも、温泉の力によってもともとの美味しさよりも更にグレードがアップしたのかも知れません。いや、そうに違いありません。

 

 昨年の12月から私が魅力に取り憑かれた箱根には、有名な『大涌谷の黒たまご』というのがあります。ゆで卵の殻が温泉の成分で黒くなったものということですが、果たしてお味の方はどうなのか。しょせんはゆで卵?それとも温泉の力で美味しさアップ?12月、1月と、二回続けて訪れた箱根ですが、大涌谷にはまだ行ってないんですよ。今度訪れたときには是非行きたい。そして絶対に黒たまごを食べるんだ! 

 おら、ワクワクすっぞ!大涌谷だけに。では。