おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

今日は日曜日、風呂(26)の日!

 時の流れって速いものです。私は毎日暇なので、一日は結構長いのですが、一週間・一ヶ月といった単位になりますと、たちまちその早さを実感したりします。まして、一年ともなりますと本当にあっという間。今年だって、もう半分が過ぎようとしています・・・。来月には61歳だ。「還暦」を迎えてドギマギしたのはついこの前の事だったはずなのに・・・。

 

 世の中に「風呂の日」というものがあることを知ったのは、先月の26日の事でした。そしてあれから一ヶ月。いやー、速い。一ヶ月って18日分ぐらいの時間感覚じゃないですか?

 最近お気に入りのお風呂屋さんは、「風呂の日」には380円のチケットに対して無料券を2枚付けてくれるという事が分かり、先月から「よし!来月も行こう!」そう心に誓っていたのでした。

 行ってきましたよ、12時に。なぜそんな半端な時間にしたかと言いますと、今日は日曜日だから。日曜日の「風呂の日」なんて絶対混むに決まってる。でも、「女湯の昼時、ここは狙い目だ」、そう考えたのです。

 駐車場には結構車がありました。でも、読み通り、女湯は空いていましたよ。サウナもゆったり入ることが出来ました。

 さて、そのサウナにまつわる出来事です。

 水風呂のあと、露天風呂に置かれたベンチで休んでいるときです。壁際に3センチほどの黒い虫の死骸を発見したのです。

 えっ、ゴキ?

 私は虫は苦手な方です。でも、嫌なのは自分に向かってくる場合だけで、絶対に動かないと分かっている死骸は平気なのです。冷静に観察出来ます。

 ちょっと違うような気がする。

 コンタクトレンズを着けた目でよくよく見ると、それはゴキではなくクワガタなのでした。

 あれっ、これってブログネタになるかも。そう考え、拾って持って帰ることにしたのです。写真を撮らないと。文章だけでは(海千山千の)読者諸氏に信じてもらえないかもしれないもの(笑)。

 

 

 うちに帰って、玄関のところで撮りました。大きさが分かるようカタバミを入れました。コクワガタですかね?

 それにしても、私に限らず人間の価値感の面白さだと思うのですが、ゴキとクワガタでこの扱いの違い。ゴキの死骸は触れないのに、クワガタなら指でつまんで石けん箱の蓋に入れて持ち帰り、こうして写真にまで撮るのですから。

 露天風呂のベンチに腰掛けてこのクワガタをみているとき、小さい男の子が来ないものかと待ったんです。見せてあげたら喜ぶだろうなと思って。欲しいと言ったらあげたいなとも思いました。「フロの日」にフロクがつくフロック、喜んでくれるんじゃないかと思って。

 残念ながら、私がいる間に男の子が入ってくることはありませんでした。少子高齢化の現在、子供はクワガタ以上に希少価値のある存在になっているのかも。

 それにしても、もうクワガタの季節になっているんですね。時のたつのは本当にあっという間だと、繰り返し思うのです。では。