おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

毎月26日は「風呂の日」

 先週木曜日、26日ですが、友達と温泉に行きました。温泉といっても何のことはない、車で5,6分の、町中の銭湯のような公衆浴場です。でも本物の温泉、津軽ではそれが普通。

 いつも平日の午後という、空いている時間帯を狙って行くのですが、この日は駐車場にかなりの台数がありました。なんでだろう?と友達と言い合いながら入り口を入るや、謎は解けました。「風呂の日」だったのです。でも、特に「お知らせ」などは見当たらず、「何か特典があるのかなあ」、そう思いながら受付に。

 私はお得な回数券を買っているので、いつも通りに出しますと、受付の方が、

 

 「今日は風呂の日なので、券売機で380円の券を買うといいですよ。無料券が2枚つきます」

 

 やったー、ラッキー!労せずして760円分ゲット、正に「不労の日」だー!

 友達と喜び合いながら早速購入。女湯はそれ程混んでもいなかったし、とても嬉しいお風呂タイムとなりました。のんびりお風呂につかりながら、私は二つの事を考えていました。

 

 さらに一週間前の19日、私は別な友達と奥入瀬渓流に遊びに行ったのでした。新緑の奥入瀬の清々しさを満喫し、山野草の可憐な美しさに心を踊らせる瞬間が何度もありました。特に、銚子大滝の周辺に群生するニリンソウは、白い花がちょうど見頃となっていました。

 

 

 これがニリンソウです。花弁は真っ白です。渓流沿いの遊歩道を歩いていますと、あちらこちらに、このようなニリンソウの白い群生が姿を現します。春の盛りを喜んでいる、そんな感じがします。

 あれっ。

 近眼で老眼ではありますが、私の目が何かを鋭く捉えました。

 

 

 花弁が緑色をしたニリンソウなのです。あたりを見回してもこの一輪だけ。後にも先にもこの一輪しか見かけませんでした。

 どのぐらい珍しいものなのだろう?そう思って、帰宅後ネットで調べたところ、だいたい次の事がわかりました。

 ・ミドリニリンソウは探せばあるという程度に珍しい変異株。ただ、気をつけて見ないと見逃してしまうことが多いので、知っている人は見つけやすい

 ・(人によっては)なかなか出会えないので、「幸せのミドリニリンソウ」と言われる

 

 あー、幸せのミドリニリンソウか、御利益あったかも。偶然「風呂の日」に遭遇して無料券2枚ゲット。幸運とか幸せって、このぐらいが丁度いいような、そんな気がします。

 

 ところがその舌の根も乾かぬうちに、もう一つ。願いが叶うといいなあと思いながら、思い出していたことがあるのです。

 奥入瀬渓流散策のあと、友人の希望で、十和田神社まで足を伸ばしました。その時に友人が発見し、大笑いしながら私に教えてくれた絵馬がありました。こちらです。↓

 

 

 私が行ったその温泉にもサウナがありまして、私も利用します。そこには12分計があるにはあるのですが、残念ながら故障しているのです。サウナの12分計、大事ですよね。

 どうか、あの12分計がなおりますように。ミドリニリンソウの幸せパワーで叶いますように。温泉を味わいながら、考えた二つ目のことでした。では。