城崎初日の昨日、最初の外湯体験は「さとの湯」でした。「さとの湯」には和風と洋風の浴場があり男女日替わり制です。私が入ったのは洋風の方でした。展望露天風呂が売りなのですが、何種類かのサウナが周りに配置された露天風呂には、数基の柱が立ち並んでいました。その柱ですが、古代ギリシア建築風なんでしょうか、目にした瞬間、「テルマエ・ロマエ!」と思いました。
今朝は営業開始早々(7時)に、「地蔵湯」にはいりました。あっさりとした作りの浴場で安心感があります(笑)。
旅館に戻り、朝食。
食べながら、グズグズの空模様だったので今日は屋内がいいだろうと、予定を玄武洞から「城崎マリンワールド」に変更しました。旅館のすぐ近くのバス停から約10分。日和山海岸という風光明媚な海辺に面した「城崎マリンワールド」に到着です。
どのぐらい風光明媚かを文章で説明するには、日和山海岸の沖に浮かぶ後ヶ島(のちがしま)の伝説をご紹介するのが手っ取り早いかと思われます。
地元の言い伝えでは、後が島は浦島太郎が玉手箱を開けた場所とされています。その言い伝えにちなみ、後が島には現在たいへん雅な東屋が建てられているのですが、写真に小さく映っているのがその東屋です。おわかりになりますかね?少し大きくしてみますね。
どうでしょうか。
一目見た瞬間に、「あれって、竜宮城?」と思わせられる雰囲気に満ち満ちていると思いました。風光明媚な海辺でなくては、こうはならないと思うんですよ。あのロケーションなら乙姫様にもきっとご満足頂けるはず。
と、こんな感じで、マリンワールドに入る前から、かなりの興奮状態になっている私ですが、なんと言っても、マリンワールドのキャッチコピーは「水族館以上、であること」なのです。
見せてもらおうじゃ無いか、その真価を。ということで、入場します。
出た~!
入ってすぐの巨大な水槽は円山川上流の流れを再現しているということですが、何が居たと思います?
居たんですよー!
デカい。本当にデカい。
私はおばさんなので本当は「デカい」ではなく「大きい」という言葉を使いたいとは思うのですが、このオオサンショウウオには「大きい」では物足りない。デカい!がぴったり。1m以上あります。
私の認識不足ではありましょうが、水族館でオオサンショウウオにお目にかかれるとは。予想外の幸せ。「水族館以上、であること」のキャッチコピー、伊達じゃないようです。
しかも、オオサンショウウオだけでも凄いのに、なんと、セイウチやトドもいるらしいのです!期待はとどまる事を知らず高まっていくのでした。続く。