暑いですね。それなのに編み物熱が高まってしまい、扇風機の風を受けながら、毛糸と戯れています。手に汗をかいてしまうのが困るところです。
扇風機と言えば、「寝るときに扇風機をつけっぱなしにすると、死ぬことがある」という話は聞いたことがあるでしょう?どうやらその話はただの都市伝説らしいのですが、どこからそんな話が生まれたのかなあと思い、ちょっと調べてみたんです。
どこから生まれた話なのか、その点は今一つはっきりしなかったのですが、「なぜ死ぬのか」について、面白い発見がありました。
私は今でこそ、「扇風機つけっぱなしは死ぬ」というのはデタラメだと知っていますが、昔は本気にしていて、しかもその理由は「低体温」だろうと勝手に納得していたのです。今回ネットで調べてみて、「死ぬ原因」について別な説があったのを知りました。
それは韓国が起源の説で、締め切った部屋で扇風機をつけっぱなしにすると、窒息してしまうというものでした。ちょっと笑ってしまいました。自分もなんの根拠も無く「低体温」説を信じ込んでいて、「窒息」説と五十歩百歩なのですが、人は自分の事は棚に上げがちなものですね。
ただ、扇風機で死ぬと言うことはないにしろ、体を冷やすことは健康上問題があるというのは、これは疑問の余地の無い事です。ですので、私の実体験を紹介し、扇風機についても少し警鐘を鳴らしたいと思います。
かなり前の事になりますが、あまりにも暑い日だったので、私は大きい保冷剤をタオルで巻いて枕にし、昼寝を楽しんだのでした。夜になってシャワーを使い、シャンプーをしようとして気がついたのです。「首が曲がらない、下を向くことが出来ない」と。これは大変!原因は冷やしすぎ、それしかない。あわててシャワーの温度を熱めにし、じっくりと首を温めました。その処置が功を奏したのか幸い大事には至らず、翌日には治ったのですが、恐ろしい経験でした。冷やしすぎは不調の元を実感しました。
また、息子その1が中学生の時だったのですが、次の様な話を教えてくれました。
「今日、OBの○○先輩が部活に来たんだけど、顔の半分が固まってるんだよね。先輩が言うには、扇風機をつけっぱなしで寝て、朝起きたら、顔半分が麻痺してたんだって。何日か前のことらしいんだけど、まだ治らないって」
それ以来、超暑がりの息子でしたが、扇風機はタイマーをセットするようになりました。
怖い話ですよね。皆さん、冷やしすぎにはくれぐれも注意しましょうね。この話は、扇風機とは言え、決して「煽り」ではありませんからね。では。