久しぶりのブログ更新です。心配して下さった読者の方、すみません。単なる怠けです。というか、編み物に夢中になりすぎて、ついついそちらを優先してしまって。近いうちに、編み物作品のお披露目記事も書きたいのですが、まずはリハビリがてら、ゆる~く日記風の記事を書きたいと思います。
昨日、お友達と出かけて本屋さんに入りました。読書好きの友人なのです。私も昔は読書が好きでしたが、いつの間にか、本を読むという習慣をすっかり失ってしまいました。それでも、本屋さんで背表紙を眺めるのは楽しくて、昔読んだ本を懐かしく眺めたり、ちょっと心惹かれるタイトルに出会って迷ったり。迷うのは、買ったは良いものの、結局「積ん読」になっている何冊もの前科があるからです。
私 「あなたは偉いよね。読書の習慣を持ち続けてるもの」
友 「ほとんど図書館だけどね。買うことは滅多にないの」
その本屋さんは、新しい本と古本が同じ棚に並べられているという個性的な品揃えでして、古い文庫本に手を伸ばした友人が言いました。
友 「字、小さい!そうだよね、昔の文庫本って活字が小さかったよね。今は無理!」
私 「そうそう、小さい字がビッシリ詰まってて、老眼には厳しすぎるよね」
友 「あ、半村良。懐かしい。ナントカ伝ってすごく面白かったんだよね。凄く面白かったのに題名が出てこないのが哀しい…」
私 「分かる分かる。出てこないのよね。半村良って、流行ったのは知ってるけど、読んだことないんだよね」
こんな風なおばさん(おばあさん?)会話を交わしつつ、楽しい平日の午後のひと時を楽しんだのでした。
そして帰宅。
そして、ここからが私の真骨頂。お茶を飲みながら一息ついて、ハッと気づいたのです。
ハンムラリョウとハンムラビ王(ハンムラビ法典で有名)、7文字中、五文字一致。これは果たして偶然なのか?
当然調べました。
ウィキペディアによりますと、半村良はペンネームで、本人が語呂の良さで何となくつけた名前のようです。ところが、世間一般には小松左京が冗談で言った説がまことしやかに広まっていたらしい。その説というのは、「イーデス(良いです)・ハンソン(半村)をもじったもの」というものなのです。
さすが小松左京先生!
私の連想・ハンムラビ王はちょっと無理がありますが、イーデス・ハンソン説はキレイに決まってますね。回りで聞いていた方はおお受け間違いなし、日本沈没しそうな大爆笑だったことでしょう。
ちなみに、友人の言っていたナントカ伝は、正しくは『妖星伝』と判明し、さらに半村良は、映画『戦国自衛隊』の原作者であり、アニメ『エイトマン』『スーパージェッター』の脚本家でもあったという、昭和30年代生まれには偉大過ぎる作家なのでした。
きっとこのブログを読んだ友人達は口々に「へー」とか、「ホー」と言うことでしょう。
ハンムラビ法典「メにはメをハにはハを」
ハンムラリョウ「へーにはへーをホーにはホーを」
ということで。
ああ、久しぶりでつまらないオチしか浮かばない、ご勘弁。では。