おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

蓮と友達

 朝、目覚めた瞬間に「涼しい!」と思いました。曇りだ。日差しがないって、こんなにも違うものか。

 久しぶりの涼しい朝に機嫌良く起きたら、あら、朝食用のパンが無い。でも機嫌の良さは損なわれないのさ。だって涼しいもの。そうだ、自転車でお城のそばのパン屋さんに行こう。パンを買ってきて、ちょっと贅沢なブランチにしよう。ついでにお城(弘前公園)の蓮も見てこよう。

 

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 蓮の花って、いいですよねえ。極楽気分が味わえますよね。

 実は昨日の午後、お友達と三人で散歩がてら、こちらの蓮を見に行ったばかりなのです。ところが、昨日午後の時点ではほとんどが蕾の状態でして、「咲いてる!」というのはチラホラだったんです。

 蓮は朝開いて、午後には閉じる。それを数日繰り返して、散る。そういう知識はありました。でも、昨日目にしていたのが、開いて閉じたものなのか、全くの蕾なのかの見極めがつかなくて。それを確かめてみたかったのです。

 結果は写真の通り。朝の蓮は見事に咲いていました。

 

 上の写真を昨日の友人二人に送りました。「昨日は午後なので閉じた状態でした。今、9時30分。やっぱり蓮は、朝咲いて午後には閉じるのです」という説明を添えて。

 一人から返信がありました。

 「なる」

 すごーい!

 若者言葉で返信キター!

 若者の短縮語が使えるなんて、61歳のおばちゃん、やるじゃん!

 ナウなヤングじゃん、イケてるじゃん!

 と、感嘆する間もなく、

 「ほど」という送信が。

 ああ、そういうことか。「なるほど」と打つつもりが、途中で送信してしまったのね。そしてあわてて続きを送ったのね。おばちゃんあるあるよね~。

 

 蓮の花の命は短く儚いものだけれども、それ以上に儚く散った感嘆の思い。おばちゃんと蓮の花なんて似ても似つかぬと思いきや、「賞賛される期間が短い」という共通点がありましたねえ。そして、私のこういうものの見方を、「はすに構える」って言うんでしょうか。

 いずれにしろ、こうしてブログが書けたのもその友達のお陰なわけで、持つべきものは友だと、改めて思います。

 蓮は美しい花が楽しめるだけではなく、レンコンという食材でもあります。私の「チョイチョイやらかしてくれる」友人達は、こうして美味しいネタにもなるところ、益々蓮のようだと、重ねて思うのでした。では。