おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

「大人になったな」もないもんだ、とは思うけど

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

 

 還暦を迎えるというのに「大人になったな」もないもんだろう、とは思うのですが、今週のお題でも有り、更に偶然にも最近、「大人なんだな-」と感じたことが有ったので、このテーマで書くことにします。

 

 読者の皆さんは「四十肩」あるいは「五十肩」は経験されましたでしょうか。経験は無いけれど聞いたことはあるという方もいらっしゃるかと思います。私は両方経験しました。大人の階段をちゃんと二段上ったわけです。でもなぜか、40代の時も50代の時も、痛んだのは右の肩でした(右利きです)。二回とも痛みはかなり強く、治るまで結構、そうですね、一年以上かかったと思います。「四十肩・五十肩」は時期が来れば自然に治ると聞きますが、私の場合も特に何をしたというわけでも無いのですが、いつの間にか治りました。

 去年の11月の下旬頃からでしょうか。左の肩に痛みを感じるようになりました。 

 朝、布団から起き上がるときに痛い。左腕を伸ばした瞬間、ズキッとくる。あ、これはあれだ、「四十肩」、あの痛みだ。すぐに思い当たりました。なにせ大人なもんですから、経験者ですから。

 「60になるというのに、40肩とは若い若い」なんていうのは、いかにも年配者の好きそうな冗談ですが、全然嬉しくない「若さ」ですね。とりあえず、前回の経験で意識的に肩周りを動かしたり、お風呂で暖めたりすると楽になることが分かっているので、様子をみながら付き合っていきたいと思っています。

 思い返すと、12月に入った頃だったでしょうか。居間でも寝室でもなんだか左の肩がスースーして、今年の冬はやけに隙間風を感じるなあ、しかも、決まって左側からだ、そんな風に感じたことがありました。あれは今になってみると、隙間風というよりも患部に冷えを感じていたという事だったのかも知れません。若いときには気付かない、体からのちょっとした不調のサインを「冷え」という形で受け取る、これも「大人になった」からこそでしょう。「病は冷えから」と言いますが、「冷えは病から」もまた真なりなのかもしれません。

 そう言えば、「金欠病」も「懐が寒い」と言いますものね。

 あ、また年配者の好みそうな冗句を書いてしまいました。こんな事では若い読者に「さむーい」と言われてしまいます。気を付けなければとは思うのですが、ついこんな冗句を書いてしまうのも又、「大人になった」証拠なのです。では。