おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

自分にお祝いをする

 自分に「良かったね~」と言ってあげたいことがあったので、お祝いに珍しいことをしてみようと思い立ちました。「良かった事」は後で書くことにして、まずはどんな珍しいことをしたかです。

 

 朝食を外に食べに行きました。

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 弘前市に『れんが倉庫美術館』がオープンしたことは以前ブログに書きましたが、美術館の隣にレストランがありまして、9時からオープン、朝食メニューというのがあるのです。写真手前の少し低い煉瓦造りの建物がそのレストランです。

 

 9時半頃に到着し、看板が立っている入り口から中に入ると、私が本日最初のお客のようです。建物の側面にもぽっかりと入り口の様な空間が見えますが、そこは大きな窓になっていまして、眺めのいい四人がけの席があるのです。他にお客さんがいなかったのでその席を希望し、ゆったりと景色を眺めながら朝食(ベトナムの麺料理・フォーを選びました)を頂きました。

 「旅行に来て贅沢な朝ご飯を頂いているようだ、そうだ、気分だけでも旅行のつもりになればいいんだ」そんな風に思おうとするのですが、やっぱり本当の旅行とは違いますね。何がどんな風に違うのか考えてみたのですが、ちょっと答えは見つかりませんでした。

 

 さて、話は最初に戻って、どんな「良かった事」があったかです。

 実は二週間ほど前の夜、突然右脚の付け根に痛みを感じ確認すると、ウズラの卵ほどの「ぐりぐり」が出来ていたのです。痛みはそれ程強いものでもなかったので「何だろう」と不思議に思いつつ就寝。翌朝見てみると、「ぐりぐり」から少し下がったところが真っ黒に内出血していました。「ああ、小さい血管が切れて出血してぐりぐりが出来たんだな」そう考えて、様子を見ることにしました。「ぐりぐり」も少し小さくなったし。

 ところが、その後痛みなどはほとんどないものの、二週間たっても「ぐりぐり」が消えないのです。さすがに心配になってきて、友達に「内科の女の先生ところ、知ってる?」と相談しました。「ぐりぐり」の場所が場所なので、やっぱり女の先生がいいなあと、おばさんながら思いましたし、普段病気とは縁が無いのでかかりつけ医というものも無いのです。

 28日火曜日の午後、友達から教えられた内科医院へ。

 「う~ん、何だろう。これは内科と言うより、婦人科がいいと思います」 

 そのまま婦人科の病院へ行きました。一応婦人科は検診等でお世話になっている医院があります。

 「う~ん、婦人科ではないね。これは皮膚科だ。まあ、悪いものではないと思うんだけどね」

 その日はもう遅い時間だったので、皮膚科へは次の日に行くことにしました。ところが、次の日になると妙に億劫になってしまって(悪いものではないと思うと言われた安心感もあって)、結局30日木曜日に、皮膚科(女医さん)に行きました。

 「これは外科ですね。もしかかりつけが無くて、隣(系列ということです)でよければ電話を入れますが」

 ということで、すぐお隣にある外科を受診することになりました。そして、エコーで調べて下さった結果、「何らかの理由で出血して、血の塊が出来ていますね。このまま特に何もしないで様子を見ていいですよ」という事でした。

 終わった。医者巡りの長い旅がとうとう終わった。そんな気分で心底ホッとしたのでした。

 

 実は、皮膚科までは「大したものではないだろう」と暢気に構えていたのですが、外科と言われた時から心臓が大きく打ち始めていたのです。

 「どうしよう、外科から回されるとしたら次は大学病院だ」とか、

 「もし入院になったら、コロナのことがあるから退院までずっと一人だ」とか、不安材料がつぎつぎと頭をもたげてきました。

 それを如実に表していたのが血圧です。私は普段は高い方で100ぐらいの、割と低めの方なのに、その時は140!人生の最高値!看護師さんに「もう一度はからせて」とお願いしてしまったのです。でも、結果は上に述べたとおり。案ずるよりってやつですね。

 

 ということで、今朝はお祝いの優雅な朝食となったのでした。十分お祝いに値するでしょう?

 では最後に、喜びの雄叫びを上げたいと思います。フォー!