画像は沖縄の有名な『海人(ウミンチュ)』Tシャツです。
弘前は真冬の寒さでさ、雪も降るし。暖かいところはいいなぁ、そんな羨ましさで、貼り付けてみました。
しばらくのブランクがあって拙ブログを再開し、最近は結構な頻度で更新出来ていて、ちょっと嬉しい。読んでくれる皆様に感謝です。
さて。
再開にあたり、「細かい用事もあり」とか、怠けの言い訳を書きましたが、その用事の一つに、息子と二人で、病院でかなり痛い思いをしたということがあります。
今日は息子の方について書きたいと思います。
息子その1ですが、親知らずを2本抜いたのです。2本とも横向きに生えているとのことで、大学病院での抜歯となりました。
1本目の時はとにかく痛みが強く、翌日の昼過ぎまで痛み止めを飲んで寝るというスタイルで痛みと闘っていました。
「皆んな、こんなにも痛い思いで抜いてるのかな?俺は結構痛みに強い方だと思うけど、それでもこんなに痛い。皆んな、よく耐えてるな。ああ、今から2本目が嫌だ」
そして、いよいよ2本目の抜歯の日です。
帰宅した息子は意外にも機嫌よく、
「今日はさ、あまり痛く無かったんだよね。前回が痛すぎ。あれは耐えられ無いって」
その後も勿論痛みはあるものの、「今回は楽」と言い続け、口数もいつもの息子ペースでした。
ところが、抜歯から3日ほどたっても、息子は時々辛そうに顔をゆがめるのです。
「どうしたの?痛いの?」
と尋ねたところ、
「痛みは少しなんだけど、時々、ウミが出て、口の中にニオイが広がってめちゃくちゃ不快」
とのこと。これが、痛いということであれば私も冗談は慎むのですが、ニオイなら大丈夫だろうと
「ああ、ウミの苦しみってやつだね」
と、ついつい口から出てしまいました。
息子からは
「上手い!」
というお褒めの言葉と、さらに次のようなお返しを頂きました。
「俺が沖縄の人だったらさ、ウミンチュって呼ばれてたわ」
二人で爆笑しました。
息子が冗談のセンスがあるのは知っていました。が、親知らずを抜いた後でさえこんなジョークを言えるなんて。本当に「親知らず」の内に子供ってびっくりするほど成長するんですね。
約30年前、この息子の「産人(ウミンチュ)」だった私です。感慨深いものがありましたね。続く。