こちらのYoutubeを参考に、エコバッグを作りました。
可愛い手ぬぐいを買って作るのもいいなと思ったのですが、タンスには何本もの手ぬぐいが眠っているので、どうせならそれらを活用してみようと思いました。
そもそも、なぜ私は何本もの手ぬぐいを所有しているのか。それは、弘前市には『ねぷた祭り』という有名なお祭りがあるからなのです。弘前市の『ねぷた祭り』は、例年であれば7月31日から開催され、各町内会や各種団体の趣向を凝らした『ねぷた』が運行されるわけです。
そして、その二週間ほど前には『弘高ねぷた』と呼ばれる、弘前高校の文化祭の一環のねぷた運行も行われ、広く市民に親しまれています。
今年はどちらも中止となってしまい、個人的に残念と思う以上に、携わっている方々の落胆を思うといたたまれない思いです。
手ぬぐいは、このねぷた祭りには切っても切れない存在で、各ねぷたごとに手ぬぐいが作られ、寄付の返礼その他として人々に配付されます。弘前高校でも、生徒デザインによる手ぬぐいが作られ、やはり在校生をはじめ多くの人に配付されるのです。
ということで、我が家には毎年町内から頂く手ぬぐい(豆絞り柄)と、どこからかやって来た弘高手ぬぐいも何本かあるのです。中止となったねぷた祭りの代わりに、エコバッグでねぷた気分を味わえたらいいな、そんな思いで「弘高手ぬぐい」1本と「町内会手ぬぐい」1本で完成したのがこちらです。
本体は弘高手ぬぐい。描かれているのは竜ですね。底と持ち手は町内会手ぬぐいです。私の頭の中の完成図では、お祭り気分を体現する「いなせ」なものになる予定だったのです。豆絞りを手に智慧を絞ったものの、なんとなくコミカルな雰囲気が漂っているような・・・。どうでしょう?
畳んだ裏面はこんな感じです ↓
このエコバッグの驚きのポイントは、完全な平面に折りたためるところです。考えた方は凄いですね。しかも、惜しげも無く作り方を公表して下さる利他主義、エゴバッグではないのです。
今年はここ弘前市ばかりでは無く、多くの地域で伝統行事が中止となりました。それどころか、ここ数日は大雨の悲惨なニュースが流れ続け、こうして平和なブログをアップするのが気が引ける思いです。でも、どんな時にも明るい話題・楽しい話題も必要じゃ無いかな、そう思って発信しようと思うのです。では。