おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

弘前公園植物園 1

 今秋、弘前市はコロナ・クラスターが発生したため、各種イベントが中止になりました。弘前公園を会場に行われる予定だった『菊と紅葉祭り』も当然中止です・・・。

 今年は特別企画で、公園内の植物園で大がかりな「フラワーアート」がお披露目される予定でした。せっかく準備して来たのに・・・。あまりにも勿体ないからでしょうね、『祭り』は中止になったもののお披露目はしようと言うことになりました。そうよね、せっかくだもの、300円という入園料を払って、初めて植物園に行ってきました。

 

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 人工物みたいな、美しいもみじです。さすがは「植物園」と思いました。いきなり気分こうようです。

 

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 菊人形って、なんだか不吉な感じがするんですよね~。何でかな?と考えてみたんですけど、思い当たるのは映画『犬神家の一族』のせいですかね~。

 

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 『菊船』というタイトルがついていたんですが、やっぱり不吉な感じがします。この後、自害でもしそうじゃないですか。黄色のヘルメットを被っているのは「たか丸くん」という弘前市ゆるキャラですが、場違い感は否めないです。浮いてますよね、船だけに。

 

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 こちらが今年の『祭り』の目玉企画になるはずだったフラワーアートの一つ、タイトルは『天竜』です。来場者は「アー」と声が出たことでしょう。うまい!座布団一枚、笑点のオチです。

 

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 もう一つのフラワーアートです。タイトルは『りんご姫』。使用した菊の花は25種類・約1200本。ドレスの裾の部分に使用しているのは摘果りんごで、約1万個だそうです。

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 摘果りんごというのは、良いリンゴをつくるために、邪魔になる実を摘み取ったものなのですが、こんなところで活躍することになろうとは。摘果りんごも嬉しかろうというものです。これはちょっと、「よき・こと・きく」という、『犬神家』の家宝のような発見でした。

 さあ、果りんごの所の活躍を見た後は、駆け足で園内を散策することにします。遅く家を出たので閉園まであと30分しかない。さあ急げ!

 自分で自分にハッパをかけたのでした。植物園だけに。続く。