おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

山形市「レトロ」観光

 山形市内にはいろいろと見所も盛りだくさんのようですが、「私の目」に印象深かったのは、なんと言ってもレトロな建築物です。博物館や観光施設として使用されている建物もあれば、「現役」で活躍中のものもあり。中には個人の所有のため立ち入り禁止のもの、見学の許可が必要なものもあります。いずれにせよ、建物はその外観を眺めるだけでも楽しく、また、時間のない旅の途上、一瞬「おっ」と思って足を止めてシャッターを切るという、コスパのいい楽しみもあるのです。

 そして、山形市は駅から徒歩30分圏内に、そういった心弾む建物を随所に見ることができる嬉しい街なのでした。

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 山形県郷土館「文翔館」は、大正期に建てられた県庁舎と県会議事堂の2棟からなるレンガ造りの建築です。国重要文化財。写真は県会議事堂の方です。観光客がこの「文翔館」を目指して歩いてくると、まず目に飛び込んでくるのは、実は、下の写真、旧県庁舎の方なのです。そこで、あえての、こちらをトップバッターにしてのご紹介です。なぜ、あえてなのか。実は時間の関係で県庁舎は内部も駆け足ながら見学できたのですが、こちらは遠くから写真を一枚撮っただけという、心残りの建物だからなのです。次回のお楽しみにしたいと思います。

 

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 こちらが旧県庁舎。昭和50年までは県庁舎として使用されていたそうです。威風堂々たる構えです。内部も立派でした。

 

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 左は、上の写真の旧県庁舎の玄関ホールです。見事な大理石の柱!見とれていたら職員の方が説明して下さいました。

 「この大理石は貼り付けてある物なのですが、今まで一度も剥がれた事が無いんです。3㎝厚さの石だそうです。国産でない事は分かっているのですが、どこの国のものかは不明です」

 昔の技術って、凄いを通り越して不思議という感じさえしますね。

 右は「文翔館」とは関係なく、ランチを頂いたお店の扉です。「シャンソン物語」という喫茶店でした。カフェではなく、喫茶店と呼びたいレトロムード漂う素敵なお店でした。外国つながりで並べてみました。

 

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 郵便局と病院。郵便局も中々ですが、この病院が現役って信じられない。横溝正史とか江戸川乱歩の小説にでも出て来そうです。

 

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 こんな感じで、昔の建物がさりげなく残っており、目を楽しませてくれます。

 

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 こちらは「紅の蔵(べにのくら)」という名称で、観光施設として活用されています。

 

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 交差点で信号待ちをしているときに見えた教会です。多分、法王の帽子の形をデザインしたんじゃないかな、と目にとまりました。「ほうおう!」と思ったわけです。
 ということで、ダジャレが出ればそろそろ今日のブログもお終いという合図ですね。

 

 全5回でお送りした、今回の「大人の休日旅」の記録。如何だったでしょうか。私の楽しかった思いが伝わって、皆さんにも少しでも楽しんで頂けましたら幸いです。さあ、本日のブログのトリを飾る、とっておきのダジャレは、帰りの新幹線「はやぶさ」の中で撮ったこちらの写真です。皆さん、暖かい目でご覧下さい。では。

 

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