先週末から、厳しい暑さが戻って参りました。
つい三日前のブログで、夏は行ってしまったものとして振り返りの記事を書いたばかりなのに。今夏は蚊に刺されなかったとか、かき氷を一度も食べていないとか・・・。
夏が戻って来ました、蚊を連れて。土曜の夜中(正確には既に日曜)、痒みで目が覚めました。蚊です。しかも、一度に五カ所ほども刺されました。我慢できない痒みに起き出し、とりあえず「ムヒ」。そして、ムヒを塗りながら思い出しました。この夏、蚊に刺された暁には、試してみたいと思っていた事があったことを。それは、蚊が人体に注入する「痒みのもと」は50度以上の熱で分解されるので、ドライヤーの熱風が有効というネットで仕入れた知識でした。早速脱衣所に行き、脚や腕など、5カ所ほどにヤケドしない程度に熱風をあてました。
効果は?
有ります!
ビックリするほどの速さで痒みが治まったのです。「ムヒ」との相乗効果もあったかもしれません。やったー、という気分でした。ただ、何事も個人の体質差というものがありますので、試してみようという方は過度な期待はなさらずお願いします。
それにしても、真夜中、おばさんが脚をむき出しにして、ドライヤーの熱風をあてているって、不気味な光景ですよね。ちょっとしたホラーです。でも、夏が戻って来たので、それもオッケーでしょう。
昨日、かき氷も行っちゃいました。場所は弘前市の有名観光名所『藤田記念庭園』内にある、『クラフト&和カフェ 匠館』です。
私は「黒蜜きな粉金時」、一緒に行ったお友達は「生桃ミルク(夏季商品)」。どちらも税込み800円。フンワリ氷で美味しかったです。なんと言っても、「かき氷日和」とも言うべき猛暑でしたし。「黒蜜」の方の写真に、赤いストローが写っていますね。
これは、
という、お店の配慮なんですね。気が利いてますね。もちろん、ストローを使って、最後の一滴まで、「余すところなく」頂きたかったのですが、残念ながら、小豆の皮が4,5枚残ってしまいました(笑)。私の「黒蜜きな粉金時」も美味しかったのですが、お友達の「生桃ミルク」の感想を紹介したいと思います。
「最初はちょっと甘さが足りないかな、と思ったんだけど、食べてるうちにちょうど良くなって来て、最後まで飽きずに食べられて、美味しかった」
こちらの『匠館』は、カフェスペースだけではなく、津軽の工芸品の展示・販売コーナーもあるのです。私達が訪ねた時、カフェは順番待ちの状態でしたが、待っている間も作品を見て楽しめるのです。
そして、私達が席に着いたとき、出されたお水のグラスがこちらです。
↓
私のグラスは黄色。
お友達には青いグラスが。カメラを構えた私の手の影が映り込みました。
切子のグラスで、刻まれた模様は津軽の伝統工芸『こぎん刺し』の模様です。大きさもちょうど手に収まって、とてもステキなグラスだったのです。暑さを忘れるひとときとなりました。
たくみなもてなしに、さすが匠館!と感心したのでした。では。
※最後のオチですが、蚊に刺された話から「こぎん刺し」ときた、これは、「刺す」のダジャレがくるな、と思った方、さっしがいい!