おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

津軽弁が生む笑い。これは実話

  先日、職場の飲み会がありまして。津軽出身者が何人も居りましたので、

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 こちらで紹介した「伝説」を披露し、聞いたことがあるかどうか、果たして実話なのか聞き取り調査を行いました、9人(うち、6人が津軽出身・残り3名も津軽居住年数そこそこ)の中で知っていたのは私だけという結果でした。どうやら、ただのネタ話のようです。

 

 ところが、思わぬ収穫がありました。その話をきっかけに、昔、津軽(旧浪岡町)の方がテレビの「アップダウンクイズ」に出場した話で大いに盛り上がったのです。こちらは実話です。私もその番組こそ視なかったものの、放送からしばらくの間、その話題で笑い合ったことをリアルタイムで経験しましたから。

 

 同僚1 「アップダウンクイズの話、知ってる?」

 同僚多数 「知ってる、知ってる」

 同僚最年少 「私、知らないです」

ここから、各自の記憶を持ち寄って、説明会が始まりました。

 

 同僚2 「昔、浪岡の人がアップダウンクイズっていう番組に出て、どんどん正解して9段目まで上がったんだよね。あと一問正解で、ハワイね。10問目は『体の中で”へ”で始まる部分はどこでしょう?』。その人は自信満々で『へなが』。標準語だと『背中』ね。当然ブーで、ボックスが下がるわけ」

 同僚3 「そしたらその人、下がりながら『失敗した、へじゃかぶ(膝株)であった』って言って」

 私   「で、司会者が『どちらも違いますね。正解はへそです』って言ったら、その人、『なんだ、へっちょ(ヘソ)が~』って言いながら下がっていったんだよね」

 

ここまで大笑いしながら、「事件」の大筋は語り尽くされたと思ったところ、さらに私も初耳の証言が飛び出しました。

 

 同僚2 「当然、親戚一同がスタジオに応援に行ってるじゃない。その人が『へなが』って答えた瞬間、応援席のそこだけ『やった~』って喜んだんだよね」

 (爆笑)

 

 多分、全てが事実通りではなく、脚色(つまり、盛ってる部分)もあるとは思うのですが、まあ、話は平坦ではつまらないので、多少のアップダウンはゆるされるのではないでしょうか。大真面目なのに笑いを生む津軽弁、うらやましいぜ(なぜか標準語目線)。