私の血液型はＯ型です。今日は血液型の話をするのですが、先ずは、長い前置きにお付き合い下さい。
二年前の夏、息子その１と２泊３日の旅行をしました。初日も２日目も雨の予報でした。幸い、初日はどんよりとした曇り空ではありましたが、雨に降られること無く一日を終えることが出来ました。信号待ちしながら、「雨の予報だったけど降らなかったね。お母さん、晴れ女だからさ」と息子その１に話しかけたところ、息子その１は無言でうなずいておりました。
２日目。残念ながら雨の中の観光となりました。ホテルで豪華な夕食を頂きながらのことです。お酒の好きな息子その１は、何杯かの生ビールのあと、日本酒をオーダーしていました。
私 「今日は雨で残念だったね。お母さん、晴れ女だから自信あったんだけど」
息子「・・・。あのさ。お母さん、昨日もそれ言ったよね。昨日は一回目だったから許した。今日は二回目だから許されないよ。晴れ女って、お母さんに一体何の力があって天候を左右できるわけ？そういう下らない発言は大嫌いだ。良く、血液型がどうのこうの言うヤツいるじゃん？ハア？血液型がなんで人間の性格決めるのよ！そういう非科学的な思考、大嫌いだから。覚えておいて。まあ、お母さんは血液型信じてないだけましだけど」
私 「はあ。ま、そうね」
いきなり息子に説教されてしまったわけです。私は内心、（お前～、さっきまでグイグイ飲んだビールも、今、美味しそうに飲んでいる大吟醸も、全部お母さんのおごりだよ？）と思いながらも、言っていることはその通りなので「そうね」としか言えませんでした。
以上のことからお分かり頂きたいのは、私は「血液型占い」というものは、全く信じていないという点なのです。
さて、いよいよ血液型の話です。
昨日（土曜日）、ＮＨＫの人気番組「チコちゃんに叱られる」の再放送を視たんですね。その中で血液型の話がありまして、そこで驚きの新常識が語られました。Ａ、Ｂ、Ｏ、ＡＢの４種類の血液型には、それぞれ罹りにくい病気があるということが分かってきたのだそうです。番組では「ノロウイルス」「心筋梗塞」「認知症」の三つについて、罹りにくい（罹らないとは言っていない）血液型が発表されました。
ノロウイルスに強いのはＢ型でした。そして心筋梗塞と認知症を起こしにくいのは、
どちらもＯ型だったのです！やったー、完全勝利～。信じるわよー。だって科学的に裏付けられた研究成果なんですもの。エビデンスってやつよね。
きっとそれって、Ｏ型って、おおらかってよく言われるけど、あまり細かいことは気にしないというか、いつも前向きというか朗らかと言うか、つまりストレスをためない性格だということと関係あるのかもね。そうよね～、ストレスって万病の元だものね～。いや～、私、おおらかなＯ型に生まれて本当に良かった。血液型占いって、ホントによく当たるのねえ。
ねえ、息子その１。血液型占い、当たるって。ホントなんだって。科学的根拠があるんだから。あれっ、君、Ａ型だったよね。あー、Ａ型かあ、そっかあ・・・。
また、それぞれの血液型には罹りやすい病気もあって、Ａ型、ＡＢ型は「天然痘」に罹りやすいそうです。でも、天然痘はＷＨＯによって撲滅宣言が出されているので、大丈夫です。（まあ、全人類が大丈夫なんですけどね）
Ｏ型は「ペスト」や「コレラ」に罹りやすいそうなので、これらの病気には気をつけたいと思います。特にペストは、かかったかなと思ったら、早めの受診を心がけたいと思います。それがベストでしょう！
