おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

①ジュラシック・奥入瀬

 今日は京都旅行記はお休みして、5日(月曜日)に訪れた奥入瀬渓流について書きたいと思います。

  青森県が誇る景勝地奥入瀬渓流。人生で一度は訪れ命の洗濯をして欲しい、日本人、いえ、全ての人類にそう訴えたいと思います。

 ほら、もう目のご馳走って感じでしょう?

 私達青森県人にとっては、奥入瀬渓流はあまりにも身近過ぎて気づかなかったのですが、ここは非常に稀有な渓流なのです。数年前の『ブラタモリ』で教えられました。

 皆さん、一般的な渓流とその遊歩道を思い浮かべて下さい。車道からはかなり低い位置にある谷を、細く流れの早い川が勢い良く走り、その流れを下にみながら遊歩道が通っている、そんな感じじゃないでしょうか。

 奥入瀬渓流は違います。

 (ぎりぎり)二車線の道路が通るかたわらに遊歩道は整備されています。そして驚くべきことに、その遊歩道とさほど変わらない高さに渓流の水面があるのです。

 ですから上の写真のような風景を、見下ろすのではなく、横に見ながら歩くということになります。川が近い!

 そして、渓流の反対側に大きな滝があるのですが、道路を横断して簡単に見に行くということが出来るのです。

 ざっくり言いますと、車道・遊歩道・渓流の三つを平行に通すという大土木工事を、規格外に幅広く岩山を削ることで可能にしたのが、奥入瀬渓流だ!ということになります。

 『ブラタモリ』によりますと、奥入瀬渓流の出発点である十和田湖は、かつて水を満々とたたえた、川のないカルデラ湖でした。それがある時、外輪山の一角が崩壊。水は一気に大洪水となって流れ出たのです。下流は大きく削られました。その時の「幅」が、上に書いたような、ちょっと他では見られない、奥入瀬渓流の独特の地形を生み出したのだそうです。

 さらに、十和田湖奥入瀬渓流に与える影響の一つに水量の調節ということもあるのだそうです。例え大雨が降っても、十和田湖が貯水の役割を果たし、また、傾斜が緩やかであることも相まって、奥入瀬渓流はほとんど水流が変わらないのだそうです。そのため、水際まで植物がはえ、それどころか、川の中の岩にまで苔や樹木が育つのです。

 こ〜んなギリギリまで草木が繁茂して、岩は苔むして、言われてみれば、確かに珍しい眺めだと思うでしょう?

 「行ってみたい。歩いてみたい!」そんな気になったでしょ?

 奥入瀬渓流遊歩道なんて、言うほどう?なんて疑念は払拭できたのではないか、そんな風に鼻高々で書いているのです。続く。