おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

二回目の一人旅

 真冬とは思えない好天に恵まれたので、12日から14日まで、箱根・東京観光をしてきました。二泊とも、ホテルは箱根に一泊ずつとりました。

 

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 こちらの記事に書いたのですが、一泊目のホテルを予約する際に失敗して、せっかくの全国旅行支援が利用できませんでした。悔しくも情けなかった・・・。そして、どうにか二泊目のホテルでは割引とクーポンのサービスを受けることが出来ました。

 一泊目のホテルで夕食を頂いているときにハッと気づいたのですが、泊まりの一人旅って、61年の人生でまだたったの二回目なのでした。自分では何回も行っているようなつもりでいたのに。

 勘違いの原因で思い当たるのは、ここ数年は家族がバラバラで暮らしているために、家族旅行も現地集合・現地解散というパターンが多く、新幹線や飛行機には一人で乗っていることが多いからだと思います。でも、夕食は誰かと一緒。そういうパターンだったので、食事を一人でする段になって、初めて、滅多に無いシチュエーションだぞ!と気がついたのでした。

 一人で食べる夕食って、ちょっと困るんですよね。私はお酒を飲まないので、会話が無ければただひたすら、凄い勢いで食べるだけ。端から見たら、「あのおばさん、どんだけお腹空いてたの?」とあきれられるだろう食べ方をしてしまうのです。

 もっと困ったのは、お料理が一品ずつ運ばれてくるという方式の二泊目です。食べるのが速いので、次のお料理までに間が開いてしまって、手持ち無沙汰になってしまうのです。そういうとき、私がどうしたか。恥ずかしながら白状しますと、スマホを覗いてしまうのです。ふと見ると、私の隣席の一人旅女子の方も、やっぱりスマホを眺めながら食事をされていました。

 そうかあ、今はスマホを傍らに食事するというのは、一人旅ではありふれた光景なのかもしれないなあ、そんな風にも思いました。でも、やっぱりちょっと恥ずかしく思ってしまうのです。それはきっと、私がお母さんだからだと思います。

 「ご飯中にスマホはやめなさい」

 そう子供には注意するだろうから。

 

 上の過去記事で「若い人の心配をしている場合じゃ無い」と書きましたが、本当にその通り。若い人にお節介出来るような立場じゃ無いんですよねぇ。ちょっと情けなく恥ずかしい旅の記録なのですが、旅の恥は書き捨て、ということで書いておくことにしましたよ。続く。

 

↓ 一泊目のホテルの朝食の、説明付きイラスト。なぜか朝食はゆっくりと落ちついていただくことが出来ました。美味しかった~。