おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

ブロンズ像の魅力の一つは

 12月の一泊二日箱根旅の二日目は『箱根彫刻の森美術館』へ。

 ホテルを出るのが遅かったこと、彫刻の森美術館の敷地が広大で見応えがありすぎたこと、そういった事情で、結局この日はここだけの訪問で終わったのでした。

 面白かった〜。時間と体力に余裕を持って、是非訪れてみて下さい。

 上の写真の左側に、金属製の球体がありますよね。この球体はゆっくりと回転しています。そして、ある瞬間には、

球体ではない見え方をしたりと、いつまでも見飽きない面白さがあります。

 こんな風に、同じものでも視点を変えれば違った面白さに出会えるということは、現実にあるものです。例えば…。

 私は以前に、「一点物」の有り難み(希少性)に対して、ブロンズ像は何体でも作ることが出来ると思うと、あまり熱い気持ちで向き合うことが出来ないといった意味の事を、拙ブログで書いたことがあります。

 ところが、今回はその「同じものが作れる」ということの面白さを体験したのでした。

 「彫刻の森美術館」には膨大な数のブロンズ像があり、その中には、「あれ、これと同じものをどこかで見たぞ!」というものが何体もあるのです。そして、どこで見たのかを思い出せたり、スマホで検索してたどり着けたりした時の嬉しさは、芸術鑑賞とは異なるクイズ的面白さがあって、それもまた楽しいのです。

 そして、これこれ ↓

 青森県民なら誰でも分かる高村光太郎『乙女の像』(十和田湖にあります)。見た瞬間、「ウオー」って叫びたくなりました。こんな風に ↓

 どうです?行ってみたくなったでしょう?何回も書きますが、くれぐれもたっぷりと時間をとって行って下さいね。

 なんと言ってもここは、同行の息子その1の言葉を借りますと、「彫刻の森美術館は美術館じゃなくて、彫刻の森!」なのですから。見どころ満載、もりだくさんなのです。続く。 

 ↓ 水に映る私と息子