おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

十二月に旅をすると

 12月の半ば、急に思い立って箱根を旅したわけです。

 箱根に向かうために東京駅構内をグルグルと歩き回っている時、クリスマスツリーを発見!

 そうか、12月だもんね。12月に旅をするとツリーやイルミネーションに出会えるというお楽しみがあるんだな、なんてやっと気付くあたり、確実にお婆さん街道ばく進中です。

 さて、昨日の拙ブログでは『ポーラ美術館』をご紹介しましたが、ポーラの後は、『箱根ラリック美術館』にハシゴしました。フランス人のガラス工芸家、ルネ=ラリックの作品を展示する美術館です。質・量ともに圧倒されるような展示なのですが、残念ながら撮影禁止。でも外観からだけでも、「これはちょっといい感じじゃない?」と伝わるかと思います。

 そして、エントランスに飾られていたクリスマスツリー(撮影可)が可愛くて可愛くて。オーナメントはラリックデザインの香水瓶を模したもののようです。

 一般に、化粧品(特に高級なもの)は容器のデザインもとても大切だと思うのですが、中でも香水はその香りのイメージをさらに膨らませるために、瓶のデザインは重要です。ラリックの香水瓶のデザインが果たした役割の大きさは計り知れないものがあるでしょうね。

 香水には、「香料です。アルコールです。瓶です。三人合わせてパヒュームです」って自己紹介が、ぴったりかと思われます。

 

 さて、アルコールつながりで、もう一つクリスマスツリーを紹介したいと思います。

 ホテルに飾られていたツリーなのですが、ちょっと笑ってしまいました。飲兵衛さんが喜びそうなツリーです。サンタさんがつられて一杯、なんてことになったら大変ですね。「サンタクロース、酔っ払い運転で免停」なんて、子供達の夢がガラス瓶のように脆くも壊れてしまうというものです。

 それにしても、一月が終わろうかという頃にクリスマスツリーの記事を書いているなんて、我ながらなんと間が抜けていることか。どうぞ叱って下さい。「ゴウラ!(強羅)」って。箱根だけに。続く。