おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

ああ、上野 2

 前回に続き、東京・上野恩賜公園の見物記です。今日は写真を中心に、感想を書きたいと思います。息子その1に言われました。 

 「お母さんって、デジカメ(コンデジ)使ってる、最後の一人じゃね?」

 ちなみに、

 「お母さんって、紙の地図使ってる、最後の一人じゃね?」とも言われてます。

 まだまだ頑張るよ。

 それにしても、デジタルって便利ですね。私の下手な写真も、編集でそこそこ見られるようになりますからね。

 

 いつも上野の公園に行くときは、駅・公園口から出て、「東京文化会館」の向かって右側に進んでいきます。今回、初めて、左側に回り込みました。

 写真の「東京文化会館」は、建築家・前川國男氏の設計。弘前市には、前川氏のお母さんが弘前ゆかりの方ということがあってか、氏設計の建築物がたくさんあります。7,8件はあるようです。「東京文化会館」は宇宙船のような浮遊感と、それでいて重厚感もある建物です。

 それにしても、積雪0って、青森県人の目には「秋」の景色です。

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↓ ムクの木だそうです。日本の昔話や西洋のファンタジーに出てきそう。

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 この木から右方向に向かうと、巨木と呼んでもいいような見事な大木が何十本と目に入って来ます。しかも、山の巨木と違って、整然とした姿で並んでいるのですから、うっとりとする眺めです。

 

↓ 今回、絶対見ようと思ってた「西郷どん」。高村光雲作。西郷隆盛の愛犬はツンという名前のメスだったそうですが、この犬のモデルはオスなのだそう。可愛いいです。

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↓ 清水観音堂へ。「参道」をくぐって左手の階段をのぼると、

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↓ こちらに至ります。クリスマスツリーのように見えるのは、多分「雪つり」のつもりだろうと思われます。本当の「雪つり」は、雪の重みで枝が折れないよう、枝に縄が結んであるのですが、これはただ円錐形に縄が張ってあるだけ。不思議なものを見たって感じです。雪がつもらないから、「雪つり」のつもり

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 上野の森美術館にて「フェルメール展」、みました。私怒ってます。入場指定時間のあるチケットなのに、激混み。時間あたりのチケット販売数があきらかに多すぎです!詰め込めるだけ詰め込め!って感じで、全然落ち着いて鑑賞なんか出来ませんでした。

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 ↓ 上の写真にある右下の絵を拡大。グラスの持ち方を見て下さい。

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不思議な持ち方ですよね。テーブルに置くときは、一旦、左手に持ち替えるのでしょうか?他の画家の絵でもこんな持ち方を見たような気がするので、昔はこんなふうにグラスを持ったんでしょうね。

 

↓ 「韻松亭(いんしょうてい)」で甘酒を頂きました。麩まんじゅう付き。

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↓ 韻松亭はロケーションも良くて、お隣が赤い鳥居の稲荷神社です。

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 さて、甘酒で元気が出たところで、ズンズン歩くよ。最終目的地は「国際子ども図書館」。東京都美術館を通り過ぎて、どこまでも歩けばいい、っていうことは分かっているから大丈夫!紙の地図も必要なし。行くぞ~。

 

 さっそく、東京都美術館の裏手で素敵な物発見。

↓ 上野動物園旧正門。皇族がおいでの際は、現在でも開門されるのだそうです。

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↓ かつての東京音楽学校(現在の東京芸大音楽学部)より移築された「奏楽堂」。

  青森県人にとって東京音楽学校の卒業生と言えば、『淡谷のり子』、歌は心!

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↓ 奏楽堂の、道を挟んだ向かい側。左は東京芸大。右は廃止となった京成電鉄博物館動物園駅」

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 博物館動物園駅では丁度、特別展を開催中だったのですが、信号待ちの間に閉館時間となり、私の目の前で扉が閉められてしまいました。扉の開いた写真と閉まっている写真の両方が撮れたので良しとします。扉は東京芸大美術学部長・日比野克彦氏が新たにデザインしたものなのだそうです。

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 上の写真の「黒田記念館」を左手に見ながらすすむと、「国際子ども図書館」が見えてきます。外観をみるのが目的だったので、写真を撮ってお終い。写真を撮っている人、何人もいました。「映え」ますものね。

↓ 

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 目的を達成したので、奏楽堂前に戻り、公園の中を歩いて駅に向かいます。途中、芸大の卒業生の作品が展示されていました。下の写真の作品のタイトルは、

「雌蛸」

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妙に心引かれる作品でした。吸い付けられる感じ?タコだけに。

 

 この日の上野散策は以上です。

 この後、汐留のホテルに向かったのですが、新橋駅から汐留まで、なが~い道のりでした。「ゆりかもめ」の駅がなかなか見つからなくて。

 きっとその時の私は、シブガキでも食べたような顔で歩き回っていたと思います。心の中で「かもめ(ね)、かーもめ(ね)、ゆーり(そーう)かーもめ(ね)」と歌いながら・・・。では。