おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

手相占いとか、信じます?

 子供の頃から手相占いの本を読んだり、漫画週刊誌の星占いのページを見たりと、占いには興味がありました。とは言え、本気で信じているというのでも無くて、気になるからみるけれど、いいことが書いてあれば気をよくし、反対に悪い内容であれば気に留めないようにするという、その程度のものです。

 以前に拙ブログで「血液型占い」について触れたことがあります。私は血液型占いには全く興味が無く、つまりは「そんな事あるかいな」というスタンスだったのです。が、最近では血液型によって罹りやすい病気があることが分かってきて、少なくとも血液型はその人の「体質」というものに影響があるという事は事実のようです。となれば、体質が人の行動や性格を規定するということだって無いとは言えず、案外血液型占いも「当たっている」面があるかも知れないと、そんな風に私の考えも変わって来ています。

 さて。

 読者の皆さんは、「薬指が長い人は・・・」という説をお聞きになったことはありますか?私は大分前からネットでみて知ってはいましたが、半信半疑、いえほとんど信じていませんでした。まず、その説というものを簡単に紹介したいと思います。

 「指の長さ」は指どうしの比較でみます。人差し指と薬指の長さを比べてみて下さい。どちらが長いでしょうか。それによって性格の傾向が分かるそうです。男女とも薬指の方が長ければ、いわゆる「男性的」な性格。反対に人差し指の方が長い人は「女性的」な性格なのだそうです。何が男性的で、どう女性的なのかはここでは説明しないので、興味のある方はググってみて下さい。「薬指 長い」ですぐに検索できると思います。

 私が最初にこの「薬指が長い人は男性的傾向」という説をみたときは、面白いなあとは思ったものの、どういう根拠があるのかと不思議に思っていました。そして、しばらく忘れていたのですが、最近、偶然この説についてYoutubeで解説を聞いたのでした。

 なんでも、ヒトの薬指の長さは胎児の時に母親から浴びた男性ホルモンの量で決まると言うことが、実験で明らかになっているのだそうです。男性ホルモンの量が多い方が薬指は長くなるのだとか。そして、そのホルモンは薬指の長さだけではなく、その子供の性格にも多大な影響を及ぼすということらしいのです。

 皆さん、如何でしょうか。改めてご自分の手を眺めてみて下さい。薬指の長さとご自分の性格と、頷けるものがあったでしょうか。ちなみに、私自身はどうかというと、薬指、スゴく長いです・・・。

 

 昔読んだ手相占いの本の記憶ですが、「手相占い」は手のひらに刻まれた「線」だけをみるのではなく、指の長さや肉付きなど、手全体を見るのだとか。そうすると、薬指の長い人は統計的に「男性的」であることが多いということが分かっていて、「あなたは男性的で積極的な性格の持ち主です」とされるのでしょう。

 こう考えますと、ひょっとしたら指の長さだけではなく、手の大きさ、線の刻まれ方等にも胎児の時に受け取った、なんらかのファクターが影響している可能性もあるわけでしょ?まだ解明されていないだけで。

 さらに、「手」だけではなく、例えば「顔相占い」だって同じ事が言えるのかも知れず、さらに「星座占い」だって「生まれた日に受けた電磁波の影響で・・・」とか、意外に科学的根拠のある可能性もあるかも知れないと、ちょっとワクワクするのです。

 案外、私達が「迷信」とか「非科学的」として退けている物の中に、面白い「真理」があったりするかも。そう考えると、「占い」も俄然面白くなってくる気がします。はなから馬鹿にしたりせず、ちょっと耳を傾けてみたいと思いました。

 

 「働けど、働けど・・」と、貧困を嘆いてじっと手を見つめたのは石川啄木ですが、果たして彼の手相の「金運」を表す線はどういうものだったのでしょうか。それは分かりませんが、啄木の薬指は短かったんじゃないかな、そんな気がします。

 泣き濡れて蟹とたわむる長い人差し指・・・、私の想像が間違っていたら、かにして~。では。