おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

何を着て外にいけばいいのか分からない

今週のお題「外のことがわからない」

 

 季節が変わるとき、何を着たらいいの?と困ることがあるでしょう?特に、冬から春に移るときは、冬っぽいのはイヤ、でも寒いのはもっとイヤという北国の、そしておばさんならではの悩ましさがあるのです。

 今年は特に四月は寒く、外出自粛で回りの様子も分からず、たま~に出かける際には、「これでいいのか?いいのか自分?」と不安で、でもその不安を「どうせマスクで顔もろくに見えないし」という意味不明の理由でごまかしたりして。

 そして気がつけば五月が過ぎ六月。

 いきなりの暑さがやって来て、何?今何を着るのが正解なの?

 取りあえず薄着になって所用で街に出てみれば、若い人々は半袖で歩いていて。あー、もう半袖なのかー。

 元来、用事も無いのに街をブラつくといった習慣はないし、たまーに気晴らしに郊外に出かける程度なので世間並み、人並みが分からない。

 

 そうそう、最近は頻繁にお出かけしているけれど、それはりんご畑にお手伝いに行っているので、服装は着古した長袖シャツとズボン。逆に悩む必要なし。

 りんごの作業をしながら、知人とあれこれおしゃべりを楽しむのだけれど、ある日、年上の彼女に聞いてみました。

 私  「さらしでマスクを作ってるんですけど、母親達の世代は、さらしって何のために買ってたんでしょう?布巾は分かるんですけど、他に何を作ってたんでしょうね?」

 知人 「うちの場合は、なぜか旦那(故人)が若い時からふんどしを愛用してて、私がさらしで縫ってたの」

 

 マスク、布巾、そしてふんどし。一枚のさらしの布にもいろいろな用途があるものです。そして、昭和・平成の時代にご主人はふんどしを愛用していたとは。いろいろな方がいらっしゃるものです。

 そうですよね。回りが何を着ていようと、自分の着たいものを着ればいいですよね。流行や他人の目に振り回されないというのは、年をとって手に入れられる自由の一つですよね。耳寄りな話を聞かせて頂きました。

 

 そしてそんなところに、『外』で評判だという「ネコネコ食パン」を頂きました。ネコ耳になっただけで、食パンがこんなに可愛くなるなんて。お味もグ-。外のことも少しは知らないと、と思いました。こちらも耳寄りな情報でした。

 耳よりと言えば、「ネコネコ食パン」は耳も美味しいですが、私はやはり白いフワフワの部分が耳より好きです。では。 

 

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