気分転換に、山歩きをしてきました。一休みで腰を下ろすと、あたり一面にタンポポ。黄色の真っ盛りの中に、気の早い綿毛がほんの少し見えます。ミツバチが一匹、私のすぐそばのタンポポにとまりました。
「のどかだなあ」
のんびり日差しを楽しんでいる時、ふとタンポポの「蕾」が目に入りました。普段なんとなく見ている、あの先端をキュッと捻った形。いつもなら何気なく見過ごすのでしょうが、今日は時間も気持ちもたっぷり余裕があったせいか、じっくりその「蕾」を眺めているうちに、「なんか変」と気付いたのです。
「蕾の先端の色が綺麗な黄色じゃ無い!ひょっとしたら、これは蕾では無く咲き終わり?」
そう思って辺りを見回したとき、なんと言うことでしょう!
これはもう奇跡と言ってもいいでしょう。そんな出会いが待っていたのです。ちょっと興奮。
それがこちら ↓ 私のすぐ足元を撮影したんですよ。
1から5まで、わざわざ並べたかのようなこの奇跡のラインナップ。順番は私がつけたのですが、1と2は間違いないと思います。タンポポの蕾って丸いんですよ。
そして、問題はその後の順番です。
私のつけた順番以外に、4→3→5や、5→3→4等も考えられますね。なぜややこしくなるかと言いますと、タンポポは、日中咲いた花が夕方にはつぼみ、3日間に渡って咲くからです。なので、5番はこれからまた咲くのか、もう咲き終わりなのか、判断の難しいところです。
そして、完全に咲き終わった後は、下の写真の6番のような姿になるのだと思います。私が最初に蕾だと思って見ていたのはこの6番の状態です。これがやがて7となり(本当は7のてっぺんには、しなびた花びらがまだついていたのですが、私がちょっと引っ張ったら取れました)、8となって飛んでいくのです。
いかがでしたでしょうか。私の「おー!」が、多少なりとも皆さんに伝わってくれるといいのですが。
タンポポの蕾から綿毛まで、少しはネットで調べもして書いているのですが、もし間違いがありましたら、ご指摘頂ければと思います。
それで少しぐらい気持ちがつぼんでも、タンポポのようにすぐ立ち直るのが、私のいいところなので。では。
↓ こちらのタイムラプス動画もどうぞ。なんか、癒やされますよー。