おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

ややレア体験から思う、「岡村発言」

 はてなブログ今週のお題は「激レア体験」でしたが、「激」と言うほどではないのですが、昨日、なかなかレアな体験をしたので書きたいと思います。

 

 お店で会計をしましたら、1,903円でした。お財布には小銭が沢山入っていましたので、「ちょうど有ります」と言って、トレイに千円札、五百円玉、百円玉、一円玉をのせました。数えようとしたお店の方の手がハッと止まって、それから五百円玉を指しました。

 「これ、何でしょう?」「えっ?」

 わけが分からないまま、その五百円玉を手に取ってよく見ると、記念硬貨だったのです。とりあえずその硬貨は返してもらいました。

f:id:takakotakakosun:20200501131408j:plain
f:id:takakotakakosun:20200501131447j:plain

 こちらがその硬貨の写真です。長野五輪のものでした。

 いつからお財布の中に入っていたのかはちょっと分からないのですが、どこかでお釣りとしてもらったのは間違いないと思います。

 「記念硬貨だ」と気づいて思ったのは、「コロナのせいなの?」ということでした。お金としてではなく、記念またはコレクションとしてこの硬貨を持っていた誰かが、コロナによる生活苦から支払いに使ったのではないか、そんな風に想像をたくましくしてしまったのです。

 ちょっと飛躍しすぎかなとも思う私の思いつきですが、そんな事を思ってしまうのは、私が庶民で生活の心配は身近な話題だし、現に仕事にコロナの影響を受けている息子もいるしと、世の中の好不況に無縁ではいられないからです。

 近頃物議をかもしているタレント・岡村隆史氏の深夜ラジオでの発言がありますね。内容を要約しますと、

 「コロナが収束したら絶対おもしろいことあるんですよ。コロナ明けたら、なかなかの可愛い人が、短期間ですけれども、美人さんが、お嬢(風俗嬢)やります。僕はそれを信じて今頑張っています」

という感じです。

 この発言を擁護している人たちは、だいたい以下の二点が論拠のようです。

・不況時に、それまで居なかったような優れた人材が入ってくるのはどこの業界でも事実

・風俗嬢になることが悪いのか?それは職業差別ではないか 

 

 私はこれらの擁護派の意見を(ネットで)読んだとき、それはちょっと「読解力」が足りないのでは、と思ったのでした。岡村氏の発言の最大の問題点は、「コロナが収束したら絶対おもしろいことあるんですよ」という、人の不幸を楽しみに待ち望んでいるところでしょう?お金に困った美人さんが、不本意ながらお嬢になるのを願っているのですから。

 一生食うに困らないだけの資産があり、現在もNHKや民放ラジオにレギュラーの仕事を持っているいわゆる「勝ち組」って、これほど人の痛みや苦しみに鈍感で居られるのね。ある意味凄い!彼の回りの若手や売れてない芸人の中にも、新型コロナの影響で苦しい思いをしている人たちもいるだろうに・・・。

 

 岡村氏が出演しているNHKの『チコちゃんに叱られる』という番組の中で、氏がカラスのキョエちゃんから「オカムラ、バカ~」と叫ばれるシーンがあります。バカやアホなら可愛げも有りますが、「冷酷」な人に対しては、どういう思いで画面をみればいいのでしょう。少なくとも、笑う事はないと思います。

 「コロナ関連で絶対おもしろいことあるんですよ。なかなかの売れている人が、短期間で大バッシング受けます。僕はそれを信じて今ネットの書き込み頑張っています」

 こんなブラックジョーク、笑えます?「ムリー!」でしょう?岡村さん!では。