おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

なぜ1ドルは360円だったのか

 最近の円相場は1ドル150円ぐらいで推移しているようですね。ボーっとテレビのニュースをみていても、それぐらいは頭に残るのです。でも残ったところで、海外旅行の予定もない無職の身では、特に何かを深く考えるわけでもなく、ふと、「子供の頃は1ドルは360円って覚えてたなぁ」とか思い出したり。

 で、思い出しついでにちょっと調べてみました。

 戦後、固定相場制が導入され、1949年から71年までは、1ドル=360円に。

 71年12月には円が切り下げられ、 308円になりました。

 そして、1973年2月14日からは現在の変動相場制に移行し、これまでの円の最高値は2011年10月31日に記録した、75円32銭なのだそうです。

 ところで、皆さんは

 「固定相場制で1ドルが360円に決まったのは、円(まるのことです)の角度は360度だから」という珍説を耳にしたことはありますか?これは結構まことしやかに語られることが多く、本当だと信じている人も多いようなのです。かくいう私も、長い間本当だと思っていました。

 その後、何かで真相を知ったのですが(多分ネット?)、この説は、あの田中角栄氏の冗談が元になっているのだそうです。

 ※上で、かくいう私と書きましたが、角いう私と、太字にしたいような気分です。

 

 そう言えば、先月の大地震の直後には、旧田中角栄邸が全焼するというニュースがあり、目を白黒させられました。目白御殿だけに。

 田中角栄氏がお亡くなりになってから30年になるというのに、折にふれてお名前に接するというのは、良くも悪くも(評価は変動制ですが)、大人物であったという証拠ということなのでしょう。では。