おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

作るために作ったよ

 最近は編み物と平行して、縫い物にも手を出しています。

 自分で何かを作るのは勿論好きなのですが、人が何かを作っているのを見るのも好きなのです。特に、縫い物の達人の方々の作業をYoutubeで拝見すると、その手際の良さに、しばしばうっとりとしてしまうのです。

 

 私の欠点の一つは妙に杓子定規なところです。教えられたことや説明書に書いてあったことはそうしなければならないものだと思い込み、その通りにやらないと気が済まないというところがあるのです。

 ところが、Youtubeでいろいろな人が「私のやり方」を披露しているのを視ているうちに、ちょっと考え方が変わって来たのです。結果が大差なければより簡単なやり方でやるべき、という風に。

 今私が縫い物をしているときは、これまでの「ものを作る楽しさ」に、さらに新たな楽しみも加わりました。それは、「いかに手を抜くか」の探求です。手抜き=合理的な方法を工夫し、手作りライフをエンジョイしていきたいと思います。

 

 また、Youtubeやテレビの物作りの番組をみていてつくづく思うのは、道具の大切さです。完成度の高い作品を作るために必要な道具もありますが、手を抜くためにも、やはり便利な道具は欠かせないのです。

 私が少し前に知った便利な裁縫道具の一つに、専用の「重し」があります。恐らくずっと前から存在していたのでしょうが、それを使うほどの腕前でもなかったので、目に入らなかったのだと思います。が、Youtubeをみていると、「重し」はまち針の代わりになったり、布のずれを押さえたりと、スピーディーな作業には欠かせない活躍ぶりなのです。猛烈に欲しくなりました。でも、ある講師の方が言っていました。「ある程度の重さがあればなんでもいいですよ」と。で、代用品がないかと探した結果がこちらです。

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 使い心地はかなりいいです。捨てるに捨てられなかった「小石」にも活躍の場が出来、一二鳥とはこのことです。

 

 ついでにもう一つ、リサイクルというかリフォームというか。

 子供が小さかった頃、ANAでもらったピカチュウのリストバンド。こちらも手を加えて(と言うほどの事でも無いのですが)、バンドの部分を長くし、大人サイズにしました。

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 しばらく前に引き出しの片付けをしていたら出てきました。なんとなく捨てられずにいたのですが。こんな風に使います。

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 どうでしょう?お針子さんが腕にしているやつです。プロっぽくないですか?ちょっと形から入ってみようと思います。

 これでやる気もアップして作業がはかどれば、ポケモンならぬ、もうけモンということで。ピカチュウにはチクッとするでしょうが、ちくと我慢してもらいましょう。では。