おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

ココナッツオイルが固まれば、秋

 昨日は寒かった。被災地の皆さん、健康管理をしっかりなさって下さい。

 

 私は朝はト-ストを1枚食べるのですが、塗るのは毎朝ココナッツオイルです。ココナッツオイルは融点が比較的高く、20℃以下では固体ですが、20~25℃ではクリーム状、25℃以上で液体となるのだそうです。私のココナッツオイルは常温保存なのですが、確かに夏の暑い間は液状なので、スプーンに一杯分をパンに塗っています。

 秋の訪れと共に、ある朝、ココナッツオイルは白く変身しています。最初はクリーム状なのですが、最低気温が下がるにつれて硬さを増していき、最近の弘前ではカチカチ状態となっています。

 その固くなったココナッツオイルをバターナイフでパンに塗りながら、

 「すっかり秋だなあ」などと思うわけです。

 

 油のことをちょっとむずかしく油脂と言いますが、漢字が表すとおり、常温で液体のものを脂肪油、固体のものを脂肪と呼ぶそうです。では、常温とは一体何度の事でしょうか。ネットで調べましたところ、いろいろな基準があって一概には言えないのですが、例えば日本工業規格では、5℃~35℃を常温としているそうです。

 その基準にココナッツオイルを当てはめますと、なんとココナッツオイルは常温で固体から液体まで、その形状が定まらない、つまり、脂肪油なのか脂肪なのか、ハッキリしない存在と言う事になってしまうのです。

 これは困った。何が困るかというと、そもそも私がココナッツオイルを食べ始めたのは、「常温で液状の油の方が体にいい」と聞いたから。ほら、バターは固体でしょ。今は固体のココナッツオイルを塗りつつも、夏の液状こそがココナッツオイルの真の姿と自分に言い聞かせていたのに。でもいいんです。美味しいから。これからも食べ続けます。

 

 ところで、油と言えば、このお腹の辺りや背中の方にもいっぱいについた、脂肪。確かに常温で固体です。脂肪油ではなく、脂肪で間違いありません。そう考えると、私の中の「常温で固体の油は体に悪い」という出所不明の説は、俄然説得力を帯びますね。わー、ダイエット、がんばろう!これが私のダイエットのしぼう理由です!では。