おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

アクリル毛糸でタワシを編んでみた

 何年か前、アクリル毛糸で編んだタワシが大流行した、という事は知っています。私は編み物は多少出来るのですが、その頃はあまり「タワシ」には興味が無かったので(今も無いですが)、へーっと思いはしたものの、特に画像をググったりもせず、無関心でおりました。

 先日、ちょっとしたことから「タワシ」を編んで欲しいと、アクリル毛糸を二個、託されました。全く自由に編んでいいということだったので、ネットで編み方をググり、簡単なものは編み図をみて、複雑なものはyoutubeでやり方を観ながら編みました。二玉で四枚出来ました。

 

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 面白いほどあっという間に完成するので、ちょっとハマりそうです。ググればググるほど、可愛いものや編み方の面白そうなものがあるんですよ。

 自分用を編んでみようと思っているのですが、本当に洗剤いらずで油汚れが落ちるのか、落ちるのならなぜ落ちるのか、気になって調べて見ました。

 

 アクリル毛糸で汚れが落ちるのは、一つには繊維の構造にあるそうです。アクリル毛糸はたくさんの細い繊維が絡まって一本の糸が出来ているため、その一本一本が汚れを掴むことになり、また摩擦も強くなるため、汚れを掻き落とすことが出来るそうです。

 もう一つ重要なのは、アクリル繊維は石油製品だという事なのだそうです。もともと「油」から出来ているため、アクリル繊維は油とくっつきやすい(これを親油性と言います)のだそうです。簡単に言うと、お皿についた油汚れに対して「お皿より、私とくっつきましょうよ」と誘うと言うことです。

 そして、アクリル毛糸は中空ではないため、油を吸収はしないので、使用後はお湯で洗ったり少量の洗剤で洗ったりで綺麗になるのだそうです。

 とりあえず納得出来たので、作って使ってみようと思います。から拭きにも使えるそうですし、台所だけではなく洗面台やお風呂場でも使えるそうです。

 

 ところで、アクリル繊維のアクリルですが、どういう意味なのだろうと気になって、調べて見ました。こういう時の強い味方、『Yahoo!知恵袋』で。

 『知恵袋』によりますと、アクリルとはラテン語で「鋭い臭い」、つまり「異臭」を意味するのだそうです。そうなりますと、次に気になるのは、あの毛糸洗いに自信が持てると言う、『アクロン』という商品名の由来です。こちらは『Wikipedia』によりますと、「代表的合成繊維であるアクリルとナイロンをくっつけた」らしいです。

 ライオンさん、いいんでしょうか?アクリルの語源は「異臭」なんですが・・・。

 ちなみに、英語のissue(イシュー)には、問題点という意味もあります。ちょっと出来すぎ感のある今日のまとめになりました。では。