タイトルの意味が分かった方、通ですね。どの位の通かというと、蛇(じゃ)の道は蛇(へび)、と言うぐらいの通っぷりですな(意味不明)。
昨日、ウォーキングの催しがあり、岩木山麓を6㎞ほど歩いたのですが、途中、桜林公園という所で小休止をとりました。その際、蓋のない側溝に目をやりましたところ、蛇が死んでいたのです。リュックからカメラを取り出し、撮影しました。そっこう(速攻)で。
大きさ的に子どもの蛇かと思われます。
↓ アップにします
私は、蛇は好きでもないし興味もあまりないのですが、「この模様はひょっとしてマムシではないか」と思いました。でも、自信がないので予想は口には出さず、周りの人に「なんて言う蛇でしょう?」と聞いてみたのですが、皆さん「分からない」ということでした。
この蛇の種類が何であろうと、どうでもいいと言えばどうでもいいのですが(咬まれたわけでもないし)、もしマムシであれば、この際マムシの模様をしっかり覚えておくのもいいかもしれないと思い、家に帰ってネットで調べて見たのです。
結果から言うと、これはマムシではなく、「アオダイショウの子ども」であることが分かりました。と同時に、蛇に詳しい人の間では、アオダイショウの子どもはマムシに似ているというのは常識、と言うことがわかったのです。
Wikipediaからの、アオダイショウ(左)とマムシ(右)の写真をご覧下さい。
今回、ネットで調べて分かったのはこれだけではありません。というより、私にとって一番「へー!」だったのは、蛇に関する新しい用語を知ったことだったのです。
先ほどから「アオダイショウの子ども」と何度も書いていますが、蛇の子どものことは、「幼蛇(ようだ)」と言うのだそうです。ヨウダって、スターウォーズでしか知りませんでしたよ。
更に、大人の蛇は「成蛇(せいだ)」と言い、大人の一歩手前のものは「亜成蛇(あせいだ)」と呼ばれるのだそうです。
では、成蛇と亜成蛇の境界、つまり成年と未成年の境界はどこだと思いますか。
答えは繁殖可能かどうか。自然界では当たり前の境界線だと思うのですが、なんとなく虚を突かれた感じがしました。人間という生き物の特殊さを思い知らされた感じ、「目から鱗」という思いがしました。蛇だけに。
ということで、タイトルにピンと来た方、ヘビ通ですね。
私のようによく知りもせず、「ひょっとしてマムシ?」なんて怖がるのは、じゃどうですよね、蛇だけに。
何事も生半可に知ったかぶりをしないよう、気を付けたいものだと思いました。では。