おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

二日目 鋸山へ

 千葉県は平均標高が約43mという、全国一標高が低い県だというのはご存知でしたでしょうか。私がなぜそんな事を知っているかといいますと、ネットで調べたからです。なぜ調べたのか。それは後ほど。

 

 旅は二日目。

 いよいよ今回の旅のメインイベント、「鋸山ハイキング」です。鋸山については、テレビ番組で知りました。

 山頂からの絶景。昔の石切場を利用した『地獄のぞき』と『百尺観音』。日本一の大きさと言われる『磨崖仏』。そして、山全体が「日本寺」の境内であり、至る所で目にする『千五百羅漢像』を始めとする数多の石仏。

 週末は大混雑と聞いているので、是非とも平日、それも天気のいい日に!

 願いが叶い、幸先のいいハイキングのスタートとなりました。

 山頂へはいきなり「ロープウェー」で向かいます。

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 このロープウェーの中で聞いたアナウンスに早速ビックリ。ざっくり書きますと、

「標高329メートルの鋸山は、この辺りでは一番高い山です」という事だったのです。一番高い山?329メートルが?じゃあ、千葉県で一番高い山って、なに山?標高は?ということで調べたわけです。結果、一番は愛宕山で408m、329mの鋸山は第6位だったのです。なんというか、さすが、標低日本一だけのことはあります。

  

 急勾配をものともしないロープウェーは、4分ほどで山頂駅に到着です。ロープウェーからの眺めも素晴らしかったのですが、山頂駅も、しっかり展望台が設けられていて、眺望を楽しむことができます。

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展望台で、気になるものを発見しました。

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 石造りのポストがありまして、投函口にとり付けられた金属のプレートに「シャロン・ポストーン」とあったのです。これは、確かめねば!

 私 「あの~、シャロン・ポストーンというのは、女優のシャロン・ストーンにかけてるんでしょうか?」

 職員のお姉さん 「名前は公募で決めたんですが、多分そうだろうと思います」

 

 ああ、いいものを見た。これだけでも来た甲斐があった、と思いました。

 

 

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そして、展望台から少し昇ると、そこはもう鋸山山頂。あっという間に山頂征服です。チョロいぜ!

 この時の私の気分は、お供のサンチョ・パンサを連れたドン・キホーテのように、意気揚々たるものでした。サンチョウだけにね。

 では。(まだまだ続きます)