おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

一日目 「岩井駅」到着

 弘前を発って8時間、本日宿泊するホテルがある「岩井駅」に到着です。ホームの「八犬伝発祥の地」の看板は昨日紹介しましたね。

 

 私の生まれ故郷は青森県下北半島にありまして、目の前は海、津軽海峡が広がっていました。生まれたときから当たり前に海があったので、私は特に「海好き」ではありません。でも、今回の旅では、海を見るのもとても楽しみにしていました。

 私の故郷では、太陽は海から昇ります。

 それが普通、海は日が昇るところ。高校を卒業するまで、そう思い込んでいました。なので、19歳で日本海に沈む夕日を見たときは驚愕しました。そんな、そうか、そうなんだ。私はこの驚きを友人達に興奮して語ったのでした。

 私 「私の町では、太陽は海から昇って山に沈む。海に沈む町もあるんだよ!」

 友(札幌出身)「私の所では、ビルから昇ってビルに沈むけど」

 友(秋田出身)「畑から昇って、田んぼに沈むよ」

 

 岩井という所は海水浴場が人気の町で、私が泊まったホテルからは徒歩5分で海です。そして、その海は町の西側に位置し、つまり、夕日の沈む海なのです。幸いお天気にも恵まれました。

↓ ホテルの裏側に位置する砂浜です。

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 午後5時。日の永い時期なので、この時間でも太陽はゆっくりゆっくり沈んでいきます。そして、空を夕焼けに染めて太陽が沈んだ後も、見事な「残照」が見られるのです。

 

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 7時半を過ぎた頃。ホテルの部屋の窓からの眺めです。

 私の故郷にも弘前にもない、「海に沈む夕日」に大満足です。

 故郷にも弘前にもないと言えば、ホテルから海に向かう細い通り沿いの民家の庭先で発見したのがこちら ↓

 

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 こんな大きな夏みかんが自分ちの庭先になるなんて!夢のような光景です。ホントに日本は南北に長い!

 

 さあ、見たかった「海に沈む夕日」は見れた。思いがけず木になった夏みかんも見れた。明日はいよいよ「鋸山」だ。

 お天気もバッチリ。だってあんなに見事な夕焼けですもの。間違いありませんね。

 紫の残照が約束してくれています。そうざんしょう

 本日はここまで。では。