車を運転しながらラジオを聞いていました。断片的に聞いていたのでおおよその内容ですが、写真館のご主人が、被写体を笑顔にするコツを尋ねられての答えです。
「その時の流行を取り入れるといいんですよ。コアラのマーチっていうお菓子が凄く流行ったとき、私が、『コアラの』って言って、お客さんに『マーチ』って言ってもらう。すると、最後がいの音だから、ちょうどいい感じに笑顔になるんですね」
そして、この話にはオチがありまして。
「アメリカの方もコアラのマーチを知っていたので、同じように、『コアラの』ってやったら、答えが『March』って凄くいい発音で(笑)。『い』で終わらないんですよ(笑)」
そうなんですよね。笑顔の写真を撮るためには『い』で終わる必要があるんですよね。
写真を撮るとき、良く「はい、チーズ」ってかけ声をかけますよね。これはアメリカの「Say cheese」を訳したものです。アメリカでは撮影者も被写体も、声を揃えて「Say cheese」。この時、大事なのは、チーのタイミングでシャッターを切ること。
ところが。なぜか日本人の中では、「はい、チーズ」カシャ、のタイミングが蔓延していて、「チーズ」と発声すると、ひょっとこ口で写ってしまうのです。これが、アメリカと違って、日本では撮影者だけが「はい、チーズ」と言う理由なのではないでしょうか。
一昔前に考案されたものに、「1+1は?」「にー」というのもありましたね。最近はあまり聞きませんが。
笑わせるという点では、高度なテクニックとして、「オーストラリアの首都は?」と尋ねるというものがあります。ほとんどの人は「シドニー」と、最後、思いっきり「ニー」と伸ばして答えます。そこで、「残念、キャンベラ」と笑わせてカシャッ。
この方法の欠点は、最初から正解が出てしまう危険性と、「知らない」という気まずい答えが返ってくる危険性もあるところです。
さて、ここで提案です。最後が「い」で終わる、みんなになじみのかけ声として、↓これはどうでしょうか。
「すしざんまい!」
めっちゃ、笑顔です。では。(いつもダジャレ三昧の私ですが、今日はネタ切れ)