おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

笑顔の写真を撮るためには

 車を運転しながらラジオを聞いていました。断片的に聞いていたのでおおよその内容ですが、写真館のご主人が、被写体を笑顔にするコツを尋ねられての答えです。

 

 「その時の流行を取り入れるといいんですよ。コアラのマーチっていうお菓子が凄く流行ったとき、私が、『コアラの』って言って、お客さんに『マーチ』って言ってもらう。すると、最後がいの音だから、ちょうどいい感じに笑顔になるんですね」

 そして、この話にはオチがありまして。

 「アメリカの方もコアラのマーチを知っていたので、同じように、『コアラの』ってやったら、答えが『March』って凄くいい発音で(笑)。『い』で終わらないんですよ(笑)」

 

 そうなんですよね。笑顔の写真を撮るためには『い』で終わる必要があるんですよね。

 写真を撮るとき、良く「はい、チーズ」ってかけ声をかけますよね。これはアメリカの「Say cheese」を訳したものです。アメリカでは撮影者も被写体も、声を揃えて「Say cheese」。この時、大事なのは、チーのタイミングでシャッターを切ること。

 ところが。なぜか日本人の中では、「はい、チーズ」カシャ、のタイミングが蔓延していて、「チーズ」と発声すると、ひょっとこ口で写ってしまうのです。これが、アメリカと違って、日本では撮影者だけが「はい、チーズ」と言う理由なのではないでしょうか。

 一昔前に考案されたものに、「1+1は?」「にー」というのもありましたね。最近はあまり聞きませんが。

 笑わせるという点では、高度なテクニックとして、「オーストラリアの首都は?」と尋ねるというものがあります。ほとんどの人は「シドニー」と、最後、思いっきり「ニー」と伸ばして答えます。そこで、「残念、キャンベラ」と笑わせてカシャッ。

 この方法の欠点は、最初から正解が出てしまう危険性と、「知らない」という気まずい答えが返ってくる危険性もあるところです。

 

 さて、ここで提案です。最後が「い」で終わる、みんなになじみのかけ声として、これはどうでしょうか。

 

「すしざんまい!」

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めっちゃ、笑顔です。では。(いつもダジャレ三昧の私ですが、今日はネタ切れ)