おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

1961年生まれ。丑年。口癖は「もう!」

奇跡のサイズ感で、作ってみた

化粧品屋さんから試供品を頂きまして、

そのパンフレットの写真が凄くキ・レ・イだったんです。

f:id:takakotakakosun:20180901212056j:plain 高そう・・・。

 

 中央の楕円型にピンッ!ときたんです。私は綺麗な空き箱や缶がなかなか捨てられない質なんですが、しまい込んでいる白い楕円型の箱(クッキーが入っていたと思います)と大きさがぴったりのような気がする。

 早速、家に帰ってその楕円の箱を取り出してあててみると、さすが、私!

奇跡のピッタリ感!

そこで、作ってみたのが、こちらになります。

↓ (もったいを付けています)

 

 

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 分かります?楕円の大きさがピッタリだということが。(正面に貼ったのは、パンフの中にあった写真です)

 出来映えとか、センスの良し悪しは置いといて、とにかくこの奇跡の出会いに乾杯と言うことで。

 

 「何に使うんだ?」とか、「また、ゴミ使ってゴミ作って」とか、そんな声がどこからか聞こえるような気もしますが、

 そんなこと言ったら、身も蓋もないじゃないか!(箱なのに)

 少なくとも作っているときはとっても楽しかったんだから。(ヨウキな気分ということで)

昨日の続き、太陽系の惑星の謎

太陽系の惑星の成り立ちなんて、ただの偶然でしょ。そう思っていた時期が私にもありました。

 

 だいぶ前ですが、「サイエンスゼロ」で知った衝撃の事実を皆さんにもお裾分けしたいと思います。でも、あくまでも「私に理解できた」範囲のことなので(少しはネットで調べもしましたが、なにしろ文系なもんで)ザックリした内容です。取り柄は説明が平易なことかな。(図はWikipediaより)

 

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上の方は惑星の大きさ比較の図。下方に小さく軌道平面上に並んだ惑星。

 まず、地球などの岩石型惑星と、木星以降の巨大ガス惑星・巨大氷惑星に何故分かれたかについてです。

 太陽系が出来るためには、当然、材料が必要です。そう、元素ですね。水素やヘリウム、炭素などは、かなり多量にありまして、金属の類はもともと非常に少なかったのだそうです。それらの材料が太陽に熱せられるとどうなるか。

 沸点の低い順に気体になります。やがて、太陽から遠く離れた地点で水素やヘリウムといったガスが寄り集まり、塊を作っていきます。さらに遠くのより温度の低い地点では、様々なガスが氷となって集まったりするわけです。そして、太陽に近い地点では、沸点の高い(高温でも固体でいられる)金属や岩石が寄り集まって「惑星の子供」になったわけです。

 太陽に近い4つの惑星が小さい岩石型で、木星土星が大きいガス型惑星になったのは、「必然」だったということなのです。(天王星海王星が比較的小ぶりな氷型惑星なのは、木星土星よりも形成が遅く、ガスが少なくなっていたかららしいです)

 

 じゃあ聞くけど~(NHKの人気キャラ・チコちゃん風にしてみました)

なんで4つの岩石型惑星は、水星・金星・地球・火星が、順に、小・大・大・小の大きさなのか、考えたことある?ボーッとしてる場合じゃないのよ!

 いや、実際、コレは本当に「虚を突かれ」ましたよ。だって、そういうものだと思ってましたもの。「なぜ?」なんて考えもしません。しかも、説明を聞くと、これもまた「必然」だったという驚き。

 

 そもそも、岩石型惑星は、始めからこの4つで完成されていたのではないのです。上に書いたとおり、複数の「惑星の子供」ともいうべき、金属・岩石の塊が存在したわけです。それらが、軌道が乱れる度にぶつかって壊れたり、あるいは合体して大きくなって行ったりしたわけです。その際、集団の真ん中にいるものと、端っこにいるものとでは、ぶつかる回数に差が出来るんですね。端っこのものは、片側にしかぶつかる相手がいない。それに対して、真ん中にいれば、右側の相手とも左側の相手ともぶつかることが出来る。つまり、真ん中のものは、合体して大きくなり易いということになるわけです!そして、ついに、小・大・大・小という4つの惑星に収まるという次第です。

 

 どうです?凄くないですか?当たり前と思って見過ごしがちな現象の中にある、科学的根拠。惑星だけにワクワクしますよね。「読者の皆さん」にああせい、こうせい、言うのは非常に僭越ながら、今日はスターをいっぱいつけてほしい気分です。はい。

間違いを恐れず、自然科学ネタも書きたい(キリッ)

まったく。自然科学ってヤツには、チョイチョイ虚を突かれるぜ、という書き出し。

文系っぽいでしょ。そう、私は完全に文系人間。数学が大の苦手。

 

 ところが、「自然科学」は嫌いじゃないんですよね。理由は「虚」を突いてくるから。

 日常生活では考えたこともないような、当たり前じゃん、と思っていたことに、「なぜ?」という、いきなりの問いを突きつけてきて、こちらを「へっ?」という困惑の谷、混迷の森へと誘い出してくれるから。(ね、こういう気取った文章を得意げに書く当たり、「いかにも文系」の嫌らしさ全開でしょ)

 

 例をあげます。

「太陽系」の惑星のうち、水星・金星・地球・火星は『岩石型惑星』で、木星以降は『巨大ガス惑星・巨大氷惑星』なのはなぜ?さらに。4つの岩石型惑星は、真ん中の金星と地球が大きくて、両端の水星と火星は小さいのはなぜ?

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水・金・地・火・木・土・天・海……覚えましたよねぇ   図はWikipediaより

 

 ほら、考えたこともないでしょう? (答は明日のチラシ記事で)

 科学においては「謎を解くこと」よりも、「謎自体を見つけ出すこと」のほうが難しいという言葉を聞きますが、成る程と思いますね。日常的に目にしていることは「当たり前」の事として、なんとなくスルーしてしまいがちですものね。文系的に表現すると、「当たり前であることの幸福は、失って初めて気づく」といった感慨に似ている気がします。(違うか?)

 というわけで、私は、NHKEテレ・日曜夜放送の「サイエンスゼロ」という番組が好きなんです。残念ながら根っから文系の悲しさで、内容が良く理解できない事も度々ですが。そして、番組で知った新しい知識は、「誰かに教えたい、どこかで言いたい」とウズウズしてしまうんです。

 そこで、このブログですよ。そう、ブログに書けばいいのよ。新カテゴリー、「自然科学」を作ることにします。(どうぞご勝手に、ですよね)お読みになって、間違いに気づいた方は、コメント欄でご指摘下されば大変嬉しく、有り難く思います。

 そう、自然科学には「完全な間違い」を書いてしまうと言う恐ろしさがあるのです。

 

 「ひでぇブログ」、略してひでぶとならないよう、ご協力よろしくお願い致します。自然科学に「虚を突かれ」ても、「お前の脳細胞はもう死んでいる」とならないよう、ホクトのキノコでも食べて栄養をつけたいと思います。シンケンです。(キリッ)

 

 

家族のために、私はランチ

今週のお題「#平成最後の夏」

 

どうも。おばあさん見習い中の私、名前はタカコと言います。今更ですが。

 

お盆をはさんで、長い夏休みをとりました。休みに入る前に同僚Eさんに聞かれました。

 

 Eさん「夏休みはどこかへ旅行されるんですか?」

 私  「いいえ。単身赴任中の夫や息子達が帰省したり、親戚が来たりするので、

     どこへも行きません。この期間は、私は『待つ、タカコ』になるんです」

 

 というわけで、家族を『待つ、タカコ』だった私は、飯を『炊け、タカコ』として、夏の暑い盛りを過ごしたわけです。でも、三度三度のご飯支度は本当に大変。そこで、度々の外食となるわけです。会計は夫持ちです。普段は家族サービスなどゼロなので、こういう機会にウメあわせをして貰います。

 私の担当はお店の選定と車の運転。昼食はお蕎麦屋さんに行くことが多いですね。夫は勿論、息子達も蕎麦好きなので。そして、夫はお酒大好きなうえに、運転免許がないので、昼から大手を振って日本酒を飲むのです。夫はお酒、強いですよ。「ザル」ってやつですね、蕎麦屋だけに。

 まあ、蕎麦屋で昼酒というのも、休日らしくていいですね。結局、食べたり飲んだり昼寝したり、ダラダラするのが我が家らしい「夏の過ごし方」ということでしょうか。

 そしてその結果、

体重を2㎏、落とさなければならない - おばあさん見習いの日々(ダジャレ付き)

となります。ちょっぴり「鬱、タカコ」です。

 

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 ダイエットも頑張らなければならないのですが、私にはもう一つ使命があります。家族の外食先を決めるのが私の担当なのですから、そのためには美味しいお店のリサーチは欠かせません。

 暑かった夏も残りわずか。グルメなお友達を誘ってお出かけしようと思います。次に家族が集合する日に備えて実地調査です。

 いろいろな美味しいお店の選択肢のある、「四方に枝を伸ばした松」のような私になるために頑張らなければなりません。家族のためですもの、頑張りますとも。暑さなんかに負けません。

 「待つ、タカコ」改め、「勝つ、タカコ」です!

 

 

 

 

 

喉に刺さったトゲのように、棘皮(キョクヒ)動物が気になる

昨日のYahooニュースに、生きた化石「ウミシダ」の話題がありました。

「生きた化石」海の王者に? | 2018/8/28(火) 10:57 - Yahoo!ニュース

(リンク先にあるウミシダの泳ぐ姿は一見の価値ありです。是非ご覧下さい)

 

きた~!と思いました。書きたかった~。

  下は上野の科学博物館で撮った「ウミユリ」の化石の写真です。この写真、つまり「ウミユリ」の魅力について書きたくて書きたくて。でも、きっかけがない。おまけに「書きたい」気持ちはあっても、手持ちの材料がロクにないという・・・。でも、書かせて。勢いのままに。思い付くままに。それが青春!(青春じゃないけど)

 

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 ウニ、ヒトデ、クモヒトデ、ナマコ、ウミユリ。これらをまとめて「棘皮(キョクヒ)動物」というのだそうです。棘皮とは、トゲトゲのこと。揃いも揃って、一癖も二癖もありそうな、海千山千(山にはいないけど)といった奴らでしょ。

 冒頭のウミシダはウミユリの仲間。クモヒトデの仲間には「テヅルモヅル」という名前も姿も実にユニーク、何とも蠱惑(こわく)的なメンバーもいます。

テヅルモヅル - Wikipedia

 

 五年前、上野で写真の化石に釘付けになりました。その名の通り、どう見ても豪華な花の化石です。ウニやナマコの仲間なんて信じられます?この化石を目にしたら、「私達の世界とは異なった時間が流れる世界」の存在を信じてしまいそうです。

 

 以前から「棘皮動物」については少し知識があって、それは数字の「5」が鍵という、推理小説のようなものでした。ヒトデ、クモヒトデの腕(?)は5本。ナマコをスライスすると断面に五角形が見えます。ウニには五角形の模様がある。ウミユリも花びらのように見える部分の付け根は五角形。なんで「5」なの?ダン・ブラウンの小説の、謎を解く鍵のようではないですか。

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 地球上には不思議な生き物があふれていて、「生物の進化」の歴史はまさに神秘。

学問的な難しいことは分からなくても、「好奇心」は持ち続けたい。そして、たくさん驚いて、いろいろなことを空想する柔らかい頭でありたいと思います。

「生きている化石」と若い人に言われないように。

 

サザエさんは両親の介護をするだろうか・・・

サザエさん」の視聴率が低下しているのだそう。

あれっ、私はいつからみてないんだろう?気がついたらみなくなっていたという感じです。

 

サザエさん」の不評の原因の一つに、「サザエさん自身の問題」があるのではないでしょうか。

①一児の母でありながら、「娘」のままである

 「母さん、今日の夕飯は何にする?」いつまでたっても、母親のお手伝いをする娘の

  ポジション。だから買い物の帰りにカツオの友人に混じって、のんきに野球した

  り出来るのでしょうね。

②経済観念に「?」がつく

 サザエさんは専業主婦。せっかく自分の実家に同居していながら、パートするでも

 ない。しょっちゅうデパート(!)でお買い物。節約するでもない様子。いずれは

 両親の家を出なければならないと思うのですが、住宅購入資金やタラちゃんの教育費

 等、貯めているのでしょうか。マスオさんはそんなに高給なの?

③我が身を省みないカツオに対する尊大さ

 上に述べたように自分が実家に依存している身でありながら、弟のカツオに対して

 偉そうに説教する場面が度々。しかも、「父さんに叱ってもらいますからね」と、

 陰湿。一回りも年の離れた弟を自分で叱れなくてどうする。

 

 とまあ、突っ込みどころ満載の感が否めないサザエさんなのです。こういう女性は、これから20~30年の月日がたち、両親に介護が必要な状態になったとき、どのようにふるまうと思われますか。

 「私は嫁に出た身。両親の面倒をみるのは長男のカツオと嫁の〇〇さんの役目でしょ!私も更年期で体調も悪いのよ。経済的援助?ウチもギリギリなの。勘弁して」

 あくまで私の予想です。根拠はありません。予想がはずれることを願っています。カツオとその奥さんのためにも。

 

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サザエの写真がなかったので、代わりにカタツムリで勘弁して。

「うん。かめへん」 by 息子その2

 

 

 かつての職場の先輩(定年退職されました)××××カツオ氏。(本当のお名前は漢字ですがカタカナで表記させていただきます)私との実際の会話です。

 

  私    「それじゃ、奥様の実家で暮らしてらっしゃるんですか?」

  カツオ氏 「そう。私はカツオだけど、マスオさんなんだよ」

 

 かつて「サザエさん」は、誰もがみて、その内容を知っている国民的アニメでした・・・。「東芝」の提供でお送りしてましたね・・・。

 視聴者のツボを押さえ、視聴率がフタタビ上昇する日は、果たして来るのでしょうか。(サザエだけに)

 

 

我慢して「蜘蛛」の話にお付き合い下さい

 一昨日の記事は今週のお題「私のふるさと」に寄せて、大嫌いな「虫」について書きました。ずうっと「アシナガグモ」だと思っていた生物の正体が、実は「ザトウムシ」という、サソリなどの仲間だったという内容でした。

 

 今日こそは「蜘蛛」について書きたいと思います。勿論、「蜘蛛」も嫌いです。飛んだり跳ねたりしないだけマシですが。

 先ずは写真をご覧下さい。弘前市のお隣、平川市にある「盛美館」です。こちらのお庭「盛美園」は国指定名勝となっています。

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「盛美館」は1階が和風、2階が洋風という珍しい構造で、しかもかなりの頭でっかち。その微妙なバランスが面白い、明治42年に完成したお屋敷です。もう一枚、写真をご覧下さい。「盛美館」客間の書院の障子です。

 

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 「蜘蛛の巣」のデザインって、珍しいでしょう?私にとっては「エースをねらえ!」以来の衝撃です。ちょっと話はそれますが、「エースをねらえ!」について語らせて下さい。「エースをねらえ!」は多くの方がご存知と思いますが、40年以上前に大ヒットした少女漫画です。素晴らしい作品です。大好きでした。ただ一点。時々、登場人物達の服装のデザインがあまりにヒドい時があることを除いて。特に忘れられないデザインの一つに、「宗方コーチ」の着物の柄があります。衝撃の「蜘蛛の巣」模様。そのインパクトたるや。今でも記憶しているほどなのですから・・・。

 話をもとに戻します。「盛美館」の当主が「蜘蛛」に対してどういう感情をお持ちだったのかはわかりません。でも、少なくとも「蜘蛛の巣」に対してはなんらかの「面白み」を感じておられたのでしょうね。確かに蜘蛛の巣に水滴がついてキラキラしている様子などは私でも綺麗だと思います。蜘蛛や蜘蛛の巣に対して魅力を感じる人がいても、不思議はないわけですよね。

 私のふるさとにも勿論蜘蛛はいました。ところが、弘前に住むようになって、それまで見たことのない蜘蛛が、家の近所には沢山いることに気がついたんです。黒と黄色の縞模様で、足は長め。ある日、夫に「あの蜘蛛、なんていう種類かな?」と聞いたところ、「女郎蜘蛛だろ」という返事が。

 「!」

 すごく変な表現だとは思うんですが、「女郎蜘蛛」って、私にとって、憧れだったんですよ。まずその名前からして文学的じゃないですか(京極夏彦の作品のタイトルにもありますね)。多分、「女郎蜘蛛」に対する私の憧れは、谷崎潤一郎の「刺青」から始まっていると思うのです。虫嫌い、勿論、蜘蛛も大嫌いな私ですが、「女郎蜘蛛」は長い間、一度は見てみたいと思っていたんです。あっけなく叶ってしまいました。もっと大型の蜘蛛かと思っていたのもあって、ちょっと拍子抜け。でも、他の蜘蛛に比べて、その「妖しい感じ」は理解できました。好きな人は好きかもしれません。

 誰かにとっては大嫌いなものでも、他の誰かにとっては魅力的だということは珍しいことではありません。いろいろなものの見方があって世の中はうまいこと回っていくし、面白くもあるわけです。

 例えば、「蜘蛛の巣」柄の着物を着る宗方コーチ。服装の趣味は悪くても、大好きです。でも、私の一番、そして主人公「ひろみ」の一番も、なんと言っても藤堂さん。ところが、「お蝶夫人」は宗方コーチに惹かれていたようで、好みはいろいろなわけです。きっと、「お蝶」だけに「蜘蛛の巣」にひっかかってしまったのでしょうね。