昨日のYahooニュースに、生きた化石「ウミシダ」の話題がありました。
「生きた化石」海の王者に? | 2018/8/28(火) 10:57 - Yahoo!ニュース
(リンク先にあるウミシダの泳ぐ姿は一見の価値ありです。是非ご覧下さい)
きた~!と思いました。書きたかった~。
下は上野の科学博物館で撮った「ウミユリ」の化石の写真です。この写真、つまり「ウミユリ」の魅力について書きたくて書きたくて。でも、きっかけがない。おまけに「書きたい」気持ちはあっても、手持ちの材料がロクにないという・・・。でも、書かせて。勢いのままに。思い付くままに。それが青春!(青春じゃないけど)
ウニ、ヒトデ、クモヒトデ、ナマコ、ウミユリ。これらをまとめて「棘皮(キョクヒ)動物」というのだそうです。棘皮とは、トゲトゲのこと。揃いも揃って、一癖も二癖もありそうな、海千山千(山にはいないけど)といった奴らでしょ。
冒頭のウミシダはウミユリの仲間。クモヒトデの仲間には「テヅルモヅル」という名前も姿も実にユニーク、何とも蠱惑(こわく)的なメンバーもいます。
五年前、上野で写真の化石に釘付けになりました。その名の通り、どう見ても豪華な花の化石です。ウニやナマコの仲間なんて信じられます?この化石を目にしたら、「私達の世界とは異なった時間が流れる世界」の存在を信じてしまいそうです。
以前から「棘皮動物」については少し知識があって、それは数字の「5」が鍵という、推理小説のようなものでした。ヒトデ、クモヒトデの腕(?)は5本。ナマコをスライスすると断面に五角形が見えます。ウニには五角形の模様がある。ウミユリも花びらのように見える部分の付け根は五角形。なんで「5」なの?ダン・ブラウンの小説の、謎を解く鍵のようではないですか。
地球上には不思議な生き物があふれていて、「生物の進化」の歴史はまさに神秘。
学問的な難しいことは分からなくても、「好奇心」は持ち続けたい。そして、たくさん驚いて、いろいろなことを空想する柔らかい頭でありたいと思います。
「生きている化石」と若い人に言われないように。